• JIS B0143:1985 pdfダウンロード。締結用部品−ねじ部品の寸法の記号及び意味 Fasteners-Bolts, screws, studs and nuts Symbols and descriptions of dimensions 1 適用範囲 この規格は,ねじ部品に関する製品規格及び図面に用いる寸法の記号及び意味について規定する。 注記1 この規格の締結用部品の図は,例として示すものである。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 225:2010,Fasteners−Bolts, screws, studs and nuts−Symbols and descriptions of dimensions(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 1003 締結用部品−メートルねじをもつおねじ部品のねじ先 注記 対応国際規格:ISO 4753:1999,Fasteners−Ends of parts with external ISO metric thread(IDT) JIS B 1006 締結用部品−一般用メートルねじをもつおねじ部品の不完全ねじ部長さ 注記 対応国際規格:ISO 3508:1976,Thread run-outs for fasteners with thread in accordance with ISO 261 and ISO 262(MOD) JIS B 1012 ねじ用十字穴 注記 対応国際規格:ISO 4757:1983,Cross recesses for screws(MOD) JIS B 1018 締結用部品−一般用メートルねじをもつおねじ部品の逃げ溝 注記 対応国際規格:ISO 4755:1983,Fasteners−Thread undercuts for external metric ISO threads(IDT) 3 おねじ部品 3.0A 一般事項 不完全ねじ部については,JIS B 1006による。...
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  • JIS B0621:1984 pdfダウンロード。幾何偏差の定義及び表示 Definitions and Designations of Geometrical Deviations 1. 適用範囲 この規格は,対象物の形状偏差,姿勢偏差,位置偏差及び振れ(以下,これらを総称して幾何偏差という。)の定義及び表示について規定する。 備考 幾何偏差の許容値である幾何公差の記号による表示及びそれらの図示方法については,JIS B 0021(幾何公差の図示方法)による。 引用規格: JIS B 0021 幾何公差の図示方法 JIS B 0022 幾何公差のためのデータム 2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次による。 (1) 形体 幾何偏差の対象となる点,線,軸線,面又は中心面。 (2) 単独形体 データムに関連なく,幾何偏差が決められる形体。 (3) 関連形体 データムに関連して,幾何偏差が決められる形体。 (4) データム 形体の姿勢偏差,位置偏差,振れなどを決めるために設定した理論的に正確な幾何学的基準。例えば,幾何学的基準が点,直線,軸直線(1),平面及び中心平面の場合には,それぞれデータム点,データム直線,データム軸直線,データム平面及びデータム中心平面という。 注(1) 軸直線とは,形状偏差がない軸線,すなわち,幾何学的に正しい直線である軸線をいう。 備考 データムに関する詳細は,JIS B 0022(幾何公差のためのデータム)による。 (5) 直線形体 機能上直線であるように指定した形体。例えば,平面形体をそれに垂直な平面で切断したときに切り口に現れる断面輪郭線,軸線,円筒の母線,ナイフエッジの先端など。 (6) 軸線 直線形体のうち,円筒又は直方体であるように指定した対象物の各横断面における断面輪郭線の中心(2)を結ぶ線。 注(2) 断面輪郭線の中心とは,円筒であるように指定した対象物では,その断面輪郭線に外接する最小の幾何学的に正しい円(軸の場合)又は内接する最大の幾何学的に正しい円(穴の場合)の中心をいう。 また,直方体であるように指定した対象物では,その断面輪郭線に外接する最小の幾何学的に正しい長方形(軸の場合)又は内接する最大の幾何学的に正しい長方形(穴の場合)の中心をいう。 (7) 平面形体 機能上平面であるように指定した形体。 (8) 中心面 平面形体のうち,互いに面対称であるべき二つの面上の対応する二つの点を結ぶ直線の中点を含む面。 (9) 円形形体 機能上円であるように指定した形体。例えば,平面図形としての円や回転面の円形断面。 3. 幾何偏差の種類 幾何偏差の種類は,表による。 4. 定義 4.1 真直度 真直度とは,直線形体の幾何学的に正しい直線(以下,幾何学的直線という。)からの狂いの大きさをいう。 4.2 平面度 平面度とは,平面形体の幾何学的に正しい平面(以下,幾何学的平面という。)からの狂いの大きさをいう。 4.3 真円度 真円度とは,円形形体の幾何学的に正しい円(以下,幾何学的円という。)からの狂いの大きさをいう。 4.4 円筒度 円筒度とは,円筒形体の幾何学的に正しい円筒(以下,幾何学的円筒という。)からの狂いの大きさをいう。 4.5 線の輪郭度 線の輪郭度とは,理論的に正確な寸法によって定められた幾何学的に正しい輪郭(以下,幾何学的輪郭という。)からの線の輪郭の狂いの大きさをいう。 なお,データムに関連する場合と関連しない場合とがある。 4.6 面の輪郭度 面の輪郭度とは,理論的に正確な寸法によって定められた幾何学的輪郭からの面の輪郭の狂いの大きさをいう。 なお,データムに関連する場合と関連しない場合とがある。 4.7 平行度 平行度とは,データム直線又はデータム平面に対して平行な幾何学的直線又は幾何学的平面からの平行であるべき直線形体又は平面形体の狂いの大きさをいう。 4.8 直角度 直角度とは,データム直線又はデータム平面に対して直角な幾可学的直線又は幾何学的平面からの直角であるべき直線形体又は平面形体の狂いの大きさをいう。
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  • JIS B7432:1985 pdfダウンロード。角度標準用多面鏡 Optical Polygons for Angle Standards 1. 適用範囲 この規格は,角度の標準として用いる多面鏡(以下,多面鏡という。)について規定する。 引用規格: JIS B 7513 精密定盤 JIS B 7519 指針測微器 JIS B 7536 電気マイクロメータ JIS B 7538 オートコリメータ 2. 用語の意味 この規格に用いる主な用語の意味は,次による。 (1) 多面鏡 正多角柱のすべての側面を反射面とする反射鏡の総称 正多角柱が正N角柱である場合はN面鏡という。 (2) 底面 反射面に垂直で多面鏡を回転テーブル上等に設置するときに使用する面 (3) 基準反射面 各反射面の呼び角度を表す場合に基準とする反射面 (4) 有効反射面 反射面のうち実際に使用できる範囲。保護ケースなしの場合は反射面全体。保護ケース付の場合はケースの開口部分 (5) ピラミッド偏差 底面と各反射面のなす角度の直角からのずれ (6) 角度精度 多面鏡の底面と平行な平面に投影された基準反射面と反射面のそれぞれの法線とがなす角度の呼び角度からのずれ。 3. 名称 各部の主な名称は,図2,図3による。 4. 種類 多面鏡の種類は,保護ケースの有無及び反射面の数により区別する。 5. 等級 多面鏡の等級は,角度精度及び平面度によって0級及び1級の2等級とする。 6. 性能及び精度 6.1 角度精度 多面鏡の角度精度は,表による。 6.2 ピラミッド偏差 各反射面のピラミッド偏差は,5秒以内とする。 6.3 反射面の平面度 各反射面の平面度は,有効反射面内で表による。 6.4 有効反射面の大きさ 各有効反射面の大きさは,角度精度を保証するのに十分な大きさであること(参考値を表に示す。)。 6.5 底面の平面度 底面の平面度は10μm以内であり、中凸であってはならない。 7. 材料,構造及び機能 7.1 多面鏡は,内部ひずみを十分除去した高品質のクラウンガラス,石英ガラス又はこれらと同等以上の品質をもつ材料を使用し,必要に応じ反射面にアルミニウムなどの反射膜を施す。 7.2 多面鏡の反射面には実用上差し支えがあるきず,くもり及び変色があってはならない。また普通の使用状態の温度及び湿度に対し,実用上差し支えがある変化を起こすものであってはならない。 7.3 保護ケース付多面鏡では,保護ケースの各部はいずれも実用上十分な強さ及び耐久性をもつ材料を使用する。 7.4 保護ケースの構造は堅ろうであって,普通の取扱いに対して,また普通の使用状態の温度及び湿度の変化に対して,実用上差し支えがある反射面の変化を起こすものであってはならない。 7.5 中心穴をもつ多面鏡では,底面に対する中心穴の直角度は1分以内とする。
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  • JIS B8310:1985 pdfダウンロード。ポンプの騒音レベル測定方法 Methods of A-weighted Sound Pressure Level Measurement for Pumps 1. 適用範囲 この規格は,ターボポンプ(水中モーターポンプを除く。),ロータリ形ポンプ,往復ポンプ(油圧ポンプを除く。)の各ポンプに適用し,ポンプ本体から放射する定常的な騒音の騒音レベル(1)を測定する方法について規定する。 注(1) 定常的な騒音の騒音レベルとは,8dB以内の変動で5分間以上継続し,その平均値が計測中ほぼ一定とみなすことができるものをいう。 引用規格: JIS B 8301 遠心ポンプ,斜流ポンプ及び軸流ポンプの試験及び検査方法 JIS B 8311 往復ポンプの試験及び検査方法 JIS B 8312 歯車ポンプ及びねじポンプの試験及び検査方法 JIS C 1502 普通騒音計 JIS C 1505 精密騒音計 JIS Z 8106 音響用語(一般) JIS Z 8731 騒音レベル測定方法 2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS Z 8106[音響用語(一般)]によるほか,次による。 (1) 騒音レベル JIS C 1502(普通騒音計),JIS C 1505(精密騒音計)に規定のもの,又はこれらと同等以上の性能をもつ測定器で測定した値 [dB (A) ] (2)。 注(2) 騒音レベルLAは10log10 (pA2/po2) で定義された値。ここで,pAはJIS C 1502又はJIS C 1505に規定してあるA特性で重みを付けた音圧の実効値,poは基準音圧20μPa (2×10−5N/m2) とする。騒音レベルLAの単位はデシベル,単位記号はdB。ただし,この規格ではA特性で重みを付けた値であることを明示するためにdB (A) と記す。 (2) 騒音のバンド音圧レベル ある周波数範囲における騒音の成分を音圧レベル(3)で表したもの。 注(3) 音圧レベルLpは10log10 (p2/po2) で定義された値。単位はデシベル,単位記号はdB。ここでpは,その音の音圧の実効値,poは基準音圧20μPa (2×10−5N/m2) とする。 (3) 暗騒音 測定対象音がないときの,その測定点における騒音。 (4) 音源 ケーシング,吸込口,吐出し口など,騒音を放射する源。 (5) 基準音源 測定周波数範囲で,十分かつ安定な出力と良好な全指向性をもつ小形の音源で,音場の確認に使用するもの。 (6) 測定値 読取値に暗騒音の補正を行った値。 、 3. 測定項目 規定の運転条件において,ポンプの周囲の騒音レベル [dB...
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  • JIS B9201:1984 pdfダウンロード。製めん機部品 Parts for noodle making machines この規格の廃止理由、製麺機の“ロール”,“切刃”の構造を定める規格であるが,麺も多品種少量生産が主流となって,製麺機そのものが顧客別,あるいは事業所別の要求に基づく受注生産型へと生産実態が変わり,これらの背景から規格の必要性が薄れたため。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 7176-1:2014,Wheelchairs−Part 1: Determination of static stability ISO 7176-3:2012,Wheelchairs−Part 3: Determination of effectiveness of brakes ISO 7176-8:2014,Wheelchairs−Part 8: Requirements and test methods for static,impact and fatigue strengths ISO 7176-11:2012,Wheelchairs−Part 11: Test dummies ISO 7176-13:1989,Wheelchairs−Part 13: Determination of coefficient of friction of test surfaces ISO 7176-15:1996,Wheelchairs−Part 15: Requirements for information disclosure,documentation and labelling ISO 7176-22:2014,Wheelchairs−Part 22: Set-up procedures ISO 7176-26:2007,Wheelchairs−Part 26: Vocabulary(全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部:基準山形 JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系 JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部:ねじ部品用に選択したサイズ JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法 JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ JIS B...
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  • JIS C7708:1984 pdfダウンロード。蛍光ランプ用ガラス管 Glass Tubing for Fluorescent Lamps 1. 適用範囲 この規格は,JIS C 7601[蛍光ランプ(一般照明用)]に規定する蛍光ランプの外管に用いるガラス管(以下,管という。)について規定する。 引用規格: JIS B 7503 0.01mm目盛ダイヤルゲージ JIS B 7507 ノギス JIS B 7524 すきまゲージ JIS C 7601 蛍光ランプ(一般照明用) JIS C 7710 電球類ガラス管球の形式の表し方 JIS R 3102 ガラスの平均線膨張係数の試験方法 JIS R 3104 ガラスの軟化点試験方法 2. 形式 形式は,表1のとおりとする。 3. 形状及び寸法 3.1 形状 形状は,図1又は図2のとおりとする。 4. 外観 管には,使用上有害な泡,きず,異物,すじなどがあってはならない。 5. 特性 特性は,6.により試験したとき,表5のとおりとする。
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  • JIS E3022:1984 pdfダウンロード。軌道回路装置の耐妨害試験方法 Testing Methods of Permissible Interference Values for Track Circuit Device 1. 適用範囲 この規格は,鉄道信号保安装置に用いる軌道回路装置の耐妨害試験方法について規定する。 引用規格: JIS C 1102 指示電気計器 JIS Z 8703 試験場所の標準状態 関連規格:JIS E 3003 鉄道信号用リレーの性能試験方法 2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。 (1) 耐妨害試験 軌道回路に所定の妨害を加えたとき,その装置が定態(1)を維持することを調べる試験。 注(1) あらかじめ定められた状態。 (2) 直流妨害 直流電気鉄道で,軌道回路に流れる電気車の帰線電流の不平衡成分。 (3) 交流妨害 交流電気鉄道で,軌道回路に流れる電気車の帰線電流の不平衡成分。 (4) 信号周波数帯妨害 軌道回路に流れる電気車の帰線電流の不平衡成分に含まれており,かつ,軌道回路装置の定態を変えることができる成分。 (5) 過渡妨害 電気車などから発生する過渡的な電流や直達磁界で,軌道回路装置の定態を変えることができる成分。 (6) 耐妨害試験1 耐妨害試験のうちで信号入力がある場合,軌道回路装置の受信リレー動作接点が開放しないことを調べる試験。 (7) 耐妨害試験2 耐妨害試験のうちで信号入力がない場合,軌道回路装置の受信リレー復旧接点が開放しないことを調べる試験。 3. 試験の適用区分 試験の適用区分は,電気運転方式の種類及び変電所・電気車の制御方式によって分類し,表1のとおりとする。 4. 試験項目 試験項目は,表2により,○印のついているものとする。 5. 試験の条件 5.1 試験場所の状態 試験場所の状態は,特に指定のない限り,JIS Z 8703(試験場所の標準状態)に規定する常温常湿とする。 5.2 試験計器 試験計器は,次による。 (1) 指示計器は,JIS C 1102(指示電気計器)に規定する指示電気計器又はこれに準じるものを用いる。 (2) オシロスコープ・周波数カウンタ・波形分析器などの電子測定器については,受渡し当事者間の協定による。 5.3 妨害の設定 妨害の設定は,受渡し当事者間の協定による。 6. 試験の方法 6.1 直流妨害試験 6.1.1 耐妨害試験1 耐妨害試験1は,次による。 (1) 試験回路 試験回路は図1による。
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  • JIS F0061:1984 pdfダウンロード。船用機器の英字略語 Abbreviations in English for Marine Equipment 1. 適用範囲 この規格は,船用機器の設計,製作において用いる主として銘板,図面,用途銘板などの英文名称に対する略語について規定する。 備考 ここでいう船用機器は,電気部門において取り扱う機器をいう。 2. 分類 船用機器の分類は,次のとおりとする。 (1) 主機及び発電機関 (a) 主機関係 (b) 軸系及びプロペラ関係 (c) ボイラ関係 (d) 発電装置 (2) 圧縮機及び空気だめ (3) ポンプ(油関係) (a) 燃料関係 (b) 潤滑油関係 (4) ポンプ(水関係) (a) 冷却水関係 (b) 給水,復水及び循環関係 (c) 清水及び海水ポンプ (5) ポンプ(ビルジ関係・バラスト関係・その他) (a) ビルジ及びバラストポンプ関係 (b) その他のポンプ (6) 清浄機 (7) 熱交換器 (8) ファン (9) 工作機械 (10) タンク(燃料油関係・潤滑油関係) (a) 燃料油関係 (b) 潤滑油関係 (11) タンク(水関係・その他) (a) 水関係 (b) その他のタンク (12) 甲板補機 (a) 操船関係 (b) 係船関係 (c) 荷役関係 (d) 雑用ウインチ関係 (e) イナートガス関係 (13) 調理機器及び洗濯機器 (a) 調理機器 (b) 洗濯機器 (14) 電源及び動力機器 (15) 照明及び配線器具 (16) 通信機器 (17) 計装機器 (18) 無線機器 (19) 航海機器 (20)...
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  • JIS F1012:1984 pdfダウンロード。舟艇用クロスビット Yacht’s cross bitts 1. 適用範囲 この規格は,十字穴付きの小ねじ,木ねじ,タッピンねじなどのねじ部品頭部に成形される十字穴の形状・寸法及びその測定方法について規定する。 備考 この規格に規定するH形十字穴(3.参照)及びZ形十字穴(4.参照)は,ISO 4757-1983 (Cross recesses for screws) に準じている。 1 2. 種類 十字穴の種類は,その形状によって区分し,表1の3種類とする。 3. H形十字穴 3.1 H形十字穴の形状・寸法 H形十字穴の形状・寸法は,表2による。ただし,表2の寸法及び角度は,H形十字穴の設計上の理論値であって,検査の対象にしない。 3.2 H形十字穴の測定方法 3.2.1 H形十字穴の翼長さm 図1に示すH形十字穴の翼長さmは,JIS B 7507(ノギス)によるノギス又はその他の測定具を用いて測定する。ただし,ねじ部品の規格でmを参考としている場合は,検査の対象にしない。 3.2.2 H形十字穴のゲージ沈み深さq 図2に示すH形十字穴のゲージ沈み深さqは,先端の形状・寸法が表3に適合するゲージを用いて測定する。 なお,qの測定方法の一例を参考1に示す。
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  • JIS F7005:1984 pdfダウンロード。船用配管の識別 Identification of Piping System on Board Ships 1. 適用範囲 この規格は,船における配管系統内の流体の種類の識別を,主として色によって表示する場合の一般事項について規定する。 引用規格: JIS Z 8721 三属性による色の表示方法 2. 識別方法 識別方法は,色によるものとし,塗装又はカラーテープを用いる。 3. 識別色 識別色は,管内の流体の種類によって付表に示すとおりとする。 4. 表示 4.1 表示方法 表示方法は,原則として,リング状に表示し,リング幅及び数は流体によって付表に示すとおりとする。 4.2 表示箇所 表示する箇所は,バルブ,継手,隔壁などの近くの必要と思われる箇所とする(付図参照)。 備考 消火表示については,5.の規定による。 5. 消火表示 消火表示を施す場合は,付表に示す管の識別表示の他にバルブハンドル,弁箱及びふたを赤く塗る。
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