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JIS E3022:1984 pdfダウンロード

JIS 10-16
JIS E3022:1984 pdfダウンロード

JIS E3022:1984 pdfダウンロード。軌道回路装置の耐妨害試験方法 Testing Methods of Permissible Interference Values for Track Circuit Device
1. 適用範囲
この規格は,鉄道信号保安装置に用いる軌道回路装置の耐妨害試験方法について規定する。
引用規格: JIS C 1102 指示電気計器 JIS Z 8703 試験場所の標準状態 関連規格:JIS E 3003 鉄道信号用リレーの性能試験方法
2. 用語の意味
この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。
(1) 耐妨害試験 軌道回路に所定の妨害を加えたとき,その装置が定態(1)を維持することを調べる試験。
注(1) あらかじめ定められた状態。
(2) 直流妨害 直流電気鉄道で,軌道回路に流れる電気車の帰線電流の不平衡成分。
(3) 交流妨害 交流電気鉄道で,軌道回路に流れる電気車の帰線電流の不平衡成分。
(4) 信号周波数帯妨害 軌道回路に流れる電気車の帰線電流の不平衡成分に含まれており,かつ,軌道回路装置の定態を変えることができる成分。
(5) 過渡妨害 電気車などから発生する過渡的な電流や直達磁界で,軌道回路装置の定態を変えることができる成分。
(6) 耐妨害試験1 耐妨害試験のうちで信号入力がある場合,軌道回路装置の受信リレー動作接点が開放しないことを調べる試験。
(7) 耐妨害試験2 耐妨害試験のうちで信号入力がない場合,軌道回路装置の受信リレー復旧接点が開放しないことを調べる試験。
3. 試験の適用区分 試験の適用区分は,電気運転方式の種類及び変電所・電気車の制御方式によって分類し,表1のとおりとする。
4. 試験項目 試験項目は,表2により,○印のついているものとする。
5. 試験の条件 5.1 試験場所の状態 試験場所の状態は,特に指定のない限り,JIS Z 8703(試験場所の標準状態)に規定する常温常湿とする。
5.2 試験計器 試験計器は,次による。
(1) 指示計器は,JIS C 1102(指示電気計器)に規定する指示電気計器又はこれに準じるものを用いる。
(2) オシロスコープ・周波数カウンタ・波形分析器などの電子測定器については,受渡し当事者間の協定による。
5.3 妨害の設定 妨害の設定は,受渡し当事者間の協定による。
6. 試験の方法
6.1 直流妨害試験
6.1.1 耐妨害試験1 耐妨害試験1は,次による。
(1) 試験回路 試験回路は図1による。

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