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JIS T7205:1989 pdfダウンロード

JIS 10-11
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JIS T7205:1989 pdfダウンロード。用手そ(蘇)生器 Manual (Operator-powered) Resuscitators
1. 適用範囲 この規格は,主に緊急事態で人命を助けるために用いる用手そ(蘇)生器(以下,そ生器という。)について規定する。
備考 この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって規格値である。
引用規格: JIS T 7201 麻酔器 対応国際規格: ISO 5356-1 Anaesthetic and respiratory equipment−Conical connectors−Part 1 : Cones and sockets ISO 8382 Resuscitators intended for use with humans 関連規格:JIS Z 8203 国際単位系 (SI) 及びその使い方 2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。
(1) 用手そ生器 呼吸不全状態の人に人工呼吸を行うために用い,バッグ(圧縮部)を操作者が主に手を用いて圧縮することによって,肺の換気を行うことのできる携帯用の装置。
(2) 吸気 肺にガスが入ること。
(3) 呼気 肺からガスが出ること。
(4) 換気周期 吸気相と呼気相との和。
(5) 1回換気量 (VT) 吸気相又は呼気相時に,肺に出入りするガス量 (ml)。
(6) 分時換気量 (V&) 1分間に肺に出入りするガス量 (l)。
(7) 1回送気量 吸気相中に,そ生器から患者接続口へ送り込むことができるガス量。
(8) コンプライアンス(静的)(C) 一定容器内のガス圧の単位変化によって充てん(填)されるガス量の変化(大気圧及び室温を基準にしてml/kPa {ml/cmH2O} で表す。)。
(9) 抵抗 (R) 一定の気流によるガス圧の低下率 [kPa/ (l/s) {cmH2O/ (l/s)}]。
(10) 気道 肺に入り,また肺から出るガスの通路。
(11) 乳児 体重10kg以下又は1歳未満の人。
(12) バッグ入口弁 バッグを,外気で再び膨らますように,そ生器のバッグの中の陰圧によって作動する弁。
(13) バッグ再充いつ(溢)弁 圧縮ガス源から,バッグを再び膨らますように,そ生器のバッグ内の陰圧によって自動的に作動する弁。
(14) 患者呼吸弁(そ生弁) 吸気相中にガスを肺へ送り,また,呼気相中にガスを肺から外気に導く弁。
(15) 患者接続部 直接マスク又は適切な気道連結具へ接続するそ生器の部分。
(16) 患者接続口 患者接続部にある開口部。
(17) 呼気排出口 患者から呼出されたガスが外気へ出る開口部。
(18) バッグ(圧縮部) 操作者の手によって圧縮され,ガスを肺へ送り込むことができるそ生器の部分(ベローズを含む。)。
19) 送り込まれる吸気の酸素濃度 そ生器から患者に送り込まれるガス中の酸素の平均濃度。
(20) 機械的死くう(腔) [VD (app)] 呼気の終わりに装置内に残っている呼気ガスの一部で,次の吸気相にそ生器から送り込まれるガス量 (ml)。
(21) 前方漏れ 吸気時にそ生器によって送り出されるガス量のうち,患者接続口を通らないで外気へ出してしまうガス量。
(22) 最大送り込み圧 そ生器が正常に機能している場合に,患者接続口で得られる最高ゲージ圧 (kPa {cmH2O})。
(23) 換気数 (f) 毎分の呼吸回数(回/分)。
(24) 加圧限定システム 最大送り込み圧を制限するための機構。
(25) 吸気・呼気相時間比(I:E比) 吸気相時間と呼気相時間との比。
(26) オーバーライド機構 他の機能よりも優位性を確保するように切り換える機構。優位性を解除して元の優位性に戻す機構も含まれる。

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