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JIS T7202:1989 pdfダウンロード

JIS 10-11
JIS T7202:1989 pdfダウンロード

JIS T7202:1989 pdfダウンロード。酸素テント Oxygen Tents
1. 適用範囲
この規格は,医療用の電動温度調節式酸素テント(以下,酸素テントという。)について規定する。
備考 この規格の中で { } を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって規格値である。 引用規格:
JIS A 1406 屋内換気量測定方法(炭酸ガス方法)
JIS B 7411 ガラス製棒状温度計(全浸没)
JIS T 1001 医用電気機器の安全通則
JIS T 1002 医用電気機器の安全性試験方法通測
JIS T 1003 医用電気機器の電気的安全性試験方法
JIS T 1004 医用電気機器の機械的安全性試験方法
JIS T 1005 医用電気機器取扱説明書の様式
JIS T 8202 携帯用熱式風速計
JIS Z 8806 湿度測定方法 関連規格:JIS T 7203 医療用酸素濃度計
JIS Z 8203 国際単位系 (SI) 及びその使い方
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS T 1001(医用電気機器の安全通則)の用語の意味によるほか,次のとおりとする。
(1) テントフード 外気と隔離するために患者の回りを覆う透明な幕。
(2) 本体 テントフード及びフード架を除いた部分。
(3) 器内循環エアフィルタ テントフード内空気の温度調節用熱交換器の保護フィルタ。
(4) フード内中心点 テントフードを使用状態に装着したとき,幅,奥行き及び高さの中心面が交差する点。
(5) 酸素フラッシュ 酸素流量計を通らずに,比較的多量の酸素ガスをテントフード内へ供給する手で操作する弁機構。
(6) 送気口 本体から酸素濃度,温度などを調節した空気をテントフード内へ送出する通路の開口部。
3. 安全 安全に関する事項は,JIS T 1001による。電撃に対する保護の形式及び程度は,それぞれJIS T 1001の4.に規定した次の分類に適合しなければならない。
4. 性能
4.1 温度調節能力 6.4(1)によって試験を行ったとき,フード内中心点の温度が周囲温度より8℃以上高い温度及び8℃以上低い温度に調節できなければならない。この場合,温度調節後の上限温度は35℃,下限温度は15℃とする。ただし,冷房専用の場合は,フード内中心点の温度を周囲温度より8℃以上低い温度に調節できなければならない。この場合,温度調節後の下限温度は15℃とする。
4.2 温度調節精度 6.4(2)によって試験を行ったとき,設定温度とフード内中心点との温度差は±2℃でなければならない。
4.3 温度計の精度 6.4(3)によって試験を行ったとき,誤差は±2℃でなければならない。
4.4 酸素流量計の精度 6.4(4)によって試験を行ったとき,誤差は指示値の±15%でなければならない。
4.5 酸素配管の漏れ 6.4(5)によって試験を行ったとき,圧力計指示値の差が零でなければならない。
4.6 騒音 6.4(6)によって測定したとき,A特性で65dB以下でなければならない。ただし,酸素フラッシュを開いた状態は除く。
4.7 酸素濃度 6.4(7)の(a)及び(b)によって試験を行ったとき,送気口の30cm前方で酸素濃度を30%以上に保つことができなければならない。
4.8 炭酸ガス濃度 6.4(8)によって試験を行ったとき,送気口の30cm前方で炭酸ガス濃度は,0.1%以下でなければならない。
4.9 風速 6.4(9)によって試験を行ったとき,フード内中心点の風速は,0.2m/s以下でなければならない。
4.10 湿度 6.4(10)によって試験を行ったとき,フード内中心点の湿度を80%以上に保つことができなければならない。

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