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JIS A1509-4:2014 pdfダウンロード

JIS 09-17
JIS A1509-4:2014 pdfダウンロード

JIS A1509-4:2014 pdfダウンロード。セラミックタイル試験方法− 第4部:曲げ破壊荷重及び曲げ強度の測定方法 Test methods for ceramic tiles Part 4: Determination of modulus of rupture and breaking strength
1 適用範囲
この規格は,セラミックタイル(以下,タイルという。)の曲げ破壊荷重及び曲げ強度の測定方法について規定する。ただし,各辺が35 mm以下のタイルには適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 10545-4:2004,Ceramic tiles−Part 4: Determination of modulus of rupture and breaking strength(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1509-1 セラミックタイル試験方法−第1部:抜取検査
JIS A 5209 セラミックタイル
JIS B 7507 ノギス
JIS K 6253-1 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第1部:通則
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 5209によるほか,次による。
3.1 破壊荷重(F)
試料を破壊するのに要する力。
3.2 曲げ破壊荷重(S)
幅1 mm当たりの破壊荷重にスパンを乗じて得られる値。
3.3 曲げ強度(R)
曲げモーメントを破断面の最少断面係数の二乗で除して得られる値。
3.4 スパン(L)
支持ロッド間の距離。
4 試験・測定の原理 タイルを2本の支持ロッドで支え,中央に一定の荷重速度で荷重をかけ,タイルが破壊したときの最大荷重を測定し,タイルの曲げ破壊荷重及び曲げ強度を求める。
5 装置及び器具
装置及び器具は,次による。
5.1 曲げ試験装置
次のもので構成した,スパン中央に配置した加圧ロッドを介して荷重をかける装置(図1参照)。
a) 圧縮試験機 相対指示誤差が2.0 %以下のもの。
b) 支持ロッド 直径10 mmの金属製のもの。
c) 加圧ロッド 直径10 mmの金属製で,荷重を伝えるもの。
d) ゴム板 JIS K 6253-1に規定するタイプAデュロメータによる硬さA60〜70で,厚さ約3 mmのもの。
5.2 寸法測定器具
JIS B 7507に規定する最小目盛0.01 mm以下のノギス又は同等の他の適切な測定器具。
6 試料 試料は,JIS A 1509-1に規定する数の全形タイルを用いる。ただし,必要な場合は,試験装置に合わせてできるだけ大きな面積となる方形状に切断して用いる。また,円形・三角形などの非方形状の不定形タイルの場合は,必ず方形状に切断する。このとき,各辺が35 mm以下となる場合には,試験を適用しない。 なお,複数の面をもつ役物の場合,切断するなどして,最も大きい方の面を試料とする。 7 手順
手順は,次による。
a) 試料に付着した微粒子を,硬いブラシなどで取り除く。
b) 図1に示すように,試料の表面を上にし,各支持ロッドの中心から試料の端部までの距離が約5 mmとなるように設置する。このとき,試料が長方形状の場合は,長辺が支持ロッドと直角になるように載せ,試料が正方形状で,かつ,面状,形状によって弱い方向が明らかな場合には,その方向が支持ロッドと平行になるように試料を載せる。 なお,加圧ロッド及び支持ロッドと試料との間には,ゴム板を置く。
c) 加圧ロッドを介して,試料に毎秒(1±0.2) N/mm2の速さで荷重をかけ,破壊荷重を測定する。
d) 破断した試料の破断面の最も薄いと思われる箇所の厚さを測定する。 なお,裏あしの高さは含まないものとする。

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