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JIS A1485:2006 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS A1485:2006 pdfダウンロード

JIS A1485:2006 pdfダウンロード。発泡プラスチック断熱・ 保温材中のフロン含有率の 測定方法- 加熱抽出・ ガスクロマトグラフ法 Method for measuring halocarbons in foamed plastics for thermal insulation - Thermal extraction / gas chromatography
1. 適用範囲 この規格は, 硬質ウレタンフォーム, 吹付け硬質ウレタンフォーム, 押出法ポリ スチレンフォームなどのフロン発泡プラスチック断熱・ 保温材( 以下, 断熱材という。 ) 中のフロン類の含有率を加熱抽出- ガスクロマトグラフ法で測定する方法について規定する。
備考1. 測定対象とするフロン類は,主に CFC-11 (CCl 3 F),CFC-12 (CCl 2 F 2 ),HCFC-141b (CH 3 CCl 2 F),HCFC-142b (CH 3 CClF 2 ), HFC-134a (CH 2 FCF 3 ), HFC-227ea (CF 3 CHFCF 3 ),
HFC-245fa (CF 3 CH 2 CF 2 H), HFC-365mfc (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 )などの化学的に安定でガスクロマトグラフによる分析ができるものとする。
2. この規格で測定可能なフロン類の含有率は, 0.1~ 15 %程度である。
2. 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成す
る。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS K 0095 排ガス試料採取方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 0123 ガスクロマトグラフ質量分析通則
JIS K 0512 水素
JIS K 1107 窒素
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 定義, 記号及び単位
3.1 定義 この規格で用いる主な用語は次による。
a) 試料 建物などに施工された断熱材から採取したもの。
b) 分析試料 試料からフロンを抽出するため, 分析用に作製したもの。
c) 試料ガス 分析装置に供することができるように調製したもの。
d) セル 樹脂と発泡剤によって形成された気泡。
e) 抽出管 分析試料を入れ, 加熱して断熱材中のフロンを排出させる容器。
3.2 記号及び単位 記号及び単位は, 表 1 による。
4. 測定原理 この規格で規定する断熱材中のフロン含有量を測定する方法は, 加熱抽出- ガスクロマト グラフ法と称し, その測定方法の概要を図 1 に示す。 建物などに施工された断熱材から試料を採取し, 適切な大きさの分析試料を作製する。 分析試料を抽出 管に入れ,抽出管を管状炉( 電気炉)内に設置して窒素気流下で加熱して発泡樹脂のセルを溶融・ 破壊し, 内包されているフロンを樹脂及びセル中から抽出する。 抽出したフロンは捕集バッグ( テドラーバッグ) に導き,捕集する。 次いで捕集バッグから試料ガスを採取し,ガスクロマトグラフによってフロンを定性・ 定量分析する。 測定したフロン濃度から捕集したフロン量を求め, あらかじめ測定した分析試料の質量と の比によって, 試料中のフロン含有率を算出する。

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