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JIS A1101:2005 pdfダウンロード

JIS 09-25
JIS A1101:2005 pdfダウンロード

JIS A1101:2005 pdfダウンロード。コンクリートのスランプ試験方法 Method of test for slump of concrete
1. 適用範囲
この規格は,コンクリートのスランプ試験について規定する。
備考1. 粗骨材の最大寸法が40mmを超えるコンクリートの場合には,40mmを超える粗骨材を除去する。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 4109:1980,Fresh concrete−Determination of the consistency−slump test(MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採取方法
JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作り方
3. 試験器具
3.1 スランプコーン
スランプコーンは図1のように上端内径100mm,下端内径200mm,高さ300mm及び厚さ5mm以上の金属製(1)とし,適切な位置に押さえと取っ手(2)を付ける。
注(1) セメントペーストに容易に侵されないもので,試験時に変形しないもの。
注(2) 高さの約2/3の所。
3.2 突き棒
突き棒は,直径16mm,長さ500600mmの鋼又は金属製丸棒で,その先端を半球状とする。
4. 試料
試料は,JIS A 1115の規定によって採取するか,又はJIS A 1138の規定によって作る。
5. 試験
試験は次による。
a) スランプコーン(3)は,水平に設置した剛で水密性があり平滑な平板(3),(4)上に置いて押さえ,試料はほぼ等しい量の3層に分けて詰める。その各層は,突き棒でならした後,25回一様に突く。この割合で突いて材料の分離を生じるおそれのあるときは,分離を生じない程度に突き数を減らす。各層を突く際の突き棒の突き入れ深さは,その前層にほぼ達する程度とする。
注(3) スランプコーンの内面と平板の上面は,あらかじめ湿布などでふいておく。
(4) 平板の水平の確認は,水準器を用いて行うのが望ましい。
b) スランプコーンに詰めたコンクリートの上面をスランプコーンの上端に合わせてならした後,直ちにスランプコーンを静かに鉛直に引き上げ(5),コンクリートの中央部において下がりを0.5cm単位で測定し,これをスランプとする。なお,コンクリートがスランプコーンの中心軸に対して偏ったり,くずれたりして,形が不均衡になった場合は,別の試料によって再試験する。
注(5) スランプコーンを引き上げる時間は,高さ30cmで23秒とする。
c) スランプコーンにコンクリートを詰め始めてからスランプコーンの引き上げ終了までの時間は,3分以内とする。
. 試験の結果
スランプは,0.5cm単位で表示する。
7. 報告
報告は,次の事項について行う。
a) 必ず報告する事項
1) 試験年月日
2) 天候
3) 試験室の温度又は気温(℃)
4) バッチ番号又は運搬車番号
5) 粗骨材の最大寸法(mm)
6) コンクリートの温度(℃)
7) スランプ(cm)
b) 必要に応じて報告する事項
1) 突き回数(材料分離のおそれがあり突き回数を減らした場合)

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