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JIS A1436:2006 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS A1436:2006 pdfダウンロード

JIS A1436:2006 pdfダウンロード。建築用被膜状材料の下地不連続部 における耐疲労性試験方法 Test methods for movement capability of coatings and sheets fully adhered on substrate
1. 適用範囲 この規格は, 建築物等の保護・ 仕上げなどの目的で屋根スラブ, 壁, 床等に接着して用いるシート状材料又は塗布して用いる液状材料の硬化物の, 下地不連続部に生じるムーブメントによる疲労に対する抵抗性を評価するための試験方法について規定する。
備考 この規格の引用規格を次に示す。
JIS A 5403 石綿スレート
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は, 次のとおり とする。
(1) ムーブメント 下地不連続部に繰り 返し生じる動き。
(2) ムーブメントの大きさ 動きの全振幅。
3. 試験体
3.1 下地板
(1) 材料 下地板の材料は, JIS A 5403 に規定する厚さ 8mm のフレキシブル板とする。
(2) 種類及び寸法 下地板の種類は, 表 1 に示すように, 下地不連続部の形によって A 形, B1 形及び B2 形の 3 種類とする。
なお, 下地板の寸法を表 2 に示す。
3.2 試料などの準備 試料及び試験体作製のために必要な材料並びに下地板は,JIS Z 8703 の温度 20℃2 級, 湿度 65%20 級 [20± 2℃, (65± 20) %] の状態( 以下, 標準状態という。 ) で 24 時間以上静置する。
3.3 試験体の作製 試験体は, 標準状態において製造業者の指定する方法によって試料を下地板に接着 又は塗布して作製する。 被膜の大きさは,シート状材料では幅 100mm,長さ 300mm,液状材料では幅 50mm,長さ 150mm とし, 長さ方向の中央部が下地板の切込み部分又は開口部分の上にく るようにする。 その形状を図 3 及び図 4 に 示す。
3.4 試験体の養生 試験体の養生は, 標準状態で 14 日間行い, その後 40± 2℃の恒温乾燥器内で, シート状材料は 3 日間, 液状材料は 7 日間行う。
3.5 試験体の数量 試験体の数は, 3 個とする。
4. 試験装置 試験装置は, 次による。
4.1 疲労試験装置
(1) 下地板の平面を保ちながら平行に往復運動するもの。
(2) 下地板の不連続部の幅を, 表 3 及び表 4 に規定するムーブメントに調節できるもの。
(3) 表 3 及び表 4 に規定する繰返し回数を制御できるもの。
4.2 恒温槽 疲労試験装置を収納し, 槽内温度を表 3 及び表 4 に規定する温度に調節できるもの。 温度調節の精度は± 2℃とする。
なお, 疲労試験装置の一例を図 5 に示す。

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