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JIS A1492:2006 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS A1492:2006 pdfダウンロード

JIS A1492:2006 pdfダウンロード。出窓及び天窓の断熱性試験方法 Measurement of thermal transmittance for projecting windows and other roof windows
1. 適用範囲 この規格は, 出窓及び天窓の熱貫流率の測定方法について規定する。 ただし, この規格では, 次のことは含めない。
a) 試験体の周囲の外側に生じる端部効果
b) 試験体への日射によるエネルギー移動
c) 試験体のすき間からの漏気の影響
備考 この規格の対応国際規格を, 次に示す。
なお, 対応の程度を表す記号は, ISO/IEC Guide 21 に基づき, IDT( 一致している), MOD( 修正している), NEQ( 同等でない) とする。
ISO 12567-2 : 2005, Thermal performance of windows and doors- Determination of thermal transmittance by hot box method- Part 2 : Roof windows and other projecting windows (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
備考 ISO 7345 : 1987 Thermal insulation- Physical quantities and definitions からの引用事項は,この 規格の該当事項と同等である。
JIS A 1420 建築用構成材の断熱性測定方法- 校正熱箱法及び保護熱箱法
備考 ISO 8990 : 1994 Thermal insulation- Determination of steady-state thermal transmission properties - Calibrated and guarded hot box からの引用事項は, この規格の該当事項と同等である。
JIS A 4710 建具の断熱性試験方法
備考 ISO 12567-1 : 2000 Thermal performance of windows and doors- Determination of thermal transmittance by hot box method- Part 1 : Complete windows and doors からの引用事項は, この 規格の該当事項と同等である。
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は, JIS A 0202 及び JIS A 4710 によるほか, 次による。
3.1 出窓 (Projecting windows) ガラス窓が建物外皮( 断熱層) の表面より外側に突き出ているもので, ガラス板類をはめ込んで一体に枠組みした製品。 出窓には, 次の二つのタイプがある。
a) A タイプ 出窓の枠( フレーム) を建物外皮の外気側に取り付けるタイプ。 枠が建物外皮の外側に完 全に出る場合と外皮内に入る場合とがある。 ただし, 出窓部分は, 外皮の外気側表面から枠( フレー ム) の外面が 180 mm 以内のものとする。
b) B タイプ 窓の四周が屋根, 側壁及び出窓受台の枠で構成され, 外皮の外側に取り付けるタイプ。 た だし, 出窓部分は 500 mm 未満とする。
3.2 天窓 (Roof windows) 傾斜又は水平の建物外皮に取り付ける, ガラス板類をはめ込んで一体に枠組 みした製品。
備考 天窓の屋根面からの出寸法の種類は, 出窓と同様に低い寸法のものから高い寸法のものまであ る。
4. 原理
この規格においては, 次の例外事項を除いて, JIS A 4710 に規定する測定方法に従い, 出窓及 び天窓の測定を行う。
備考 ここでは, 通常, 校正熱箱法( CHB 法) によって測定することとする。
a) 出窓及び天窓は, 実際の取付けと同様に低温( 外気) 側に同じ高さ[ 図 1 a) に示す枠, 図 1 b) に示 す屋根又は出窓受台の位置] になるように, 取付パネルに取り 付ける。
b) 校正方法及び試験体の測定は, 通常, 同じ条件で行う。 備考 図 1 b) の出窓 B タイプのような場合は, 校正方法及び試験体の測定を同一条件で行うことが 困難なので, 近似した条件で行うことができる。
c) 天窓は, 通常, 水平[ 又は屋根こう( 勾) 配] で測定する。 ただし, 測定結果に影響が少ない場合は, 便宜的に試験体を垂直に取り付けることができる。
d) 製品間比較を目的で測定する場合は, 同じ条件で行う。

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