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JIS S5504:1995 pdfダウンロード

JIS 10-02
JIS S5504:1995 pdfダウンロード

JIS S5504:1995 pdfダウンロード。ノートブック Notebooks and exercisebooks
1 適用範囲
この規格は,文章又はその説明に供する図形を書くことを主目的としたノートブック及び小学校の授業を想定した学習帳(以下,ノートという。)について規定する。ただし,ルーズリーフ式のように用紙を自由に挿入又は取外しできる形式のものは除く。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7516 金属製直尺
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
JIS P 8116 紙−引裂強さ試験方法−エルメンドルフ形引裂試験機法
JIS P 8119 紙及び板紙−ベック平滑度試験機による平滑度試験方法
JIS P 8122 紙及び板紙−サイズ度試験方法−ステキヒト法
JIS P 8124 紙及び板紙−坪量測定方法
JIS P 8148 紙,板紙及びパルプ−ISO白色度(拡散青色光反射率)の測定方法
JIS P 8149 紙及び板紙−不透明度試験方法(紙の裏当て)−拡散照明法
JIS P 8150 紙及び板紙−色(C/2°)の測定方法−拡散照明法
JIS P 8155 紙及び板紙−平滑度試験方法−王研法
JIS Z 8305 活字の基準寸法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS P 0001によるほか,次による。
3.1 中身 表紙及び裏表紙に挟まれた筆記に用いる紙の部分。筆記するためのページ。
3.2 中身枚数 中身の枚数。
3.3 中身原紙 中身に使用する材料となる紙のこと。
3.4 糸とじ製本 背の部分に糸を通してとじる方法で,ミシンとじ方式及びかがりとじ方式がある(かがりとじ方式は,図1参照)。
3.5 金具とじ製本 鉄線などを使用してとじる方法で,らせんとじ,針金とじ及びツインリングとじがある(図2参照)。
3.6 無線とじ製本 糸,鉄線などを使用せず,接着剤だけを用いてとじる方法。 3.7 けい けい線ともいい,中身に印刷されている線のこと。筆記するための補助となる線。
4 種類及び寸法 種類及び寸法は,表1による。
5 品質
5.1 構造及び外観 構造及び外観は,次による。
a) ノートには,教育上好ましくない図柄を施してはならない。
b) ノートは,6.1の中身原紙を用紙として所定の枚数を正確にとり,6.2の表紙用材料を表紙として,糸とじ製本,金具とじ製本又は無線とじ製本のうち,いずれかの製本方式によって,中身と表紙とを固着させる。その詳細は,次による。
1) 糸とじ製本 ミシン縫目が直線で容易にほつれることなく,ノートの折り目部分と一致していなければならない。表紙の一部が折り込まれる製本様式による場合は,折り込まれる部分が10 mmを超えてはならない。
2) 金具とじ製本 金具は,ノートの各紙片(表紙を含む。)に損傷を与えず,かつ,ノートの取扱いに耐える材質のものを用い,金具の先端は,他の物体を損傷しないような構造でなければならない。 なお,金具はさび防止に注意し,鉄線の場合には,めっき,被覆,焼付けなどの処理を施したものを用いる。
3) 無線とじ製本 中身の各紙片が容易にはがれないよう,強固な接着剤を用いて固着させなければならない。 なお,表紙と中身の最初の紙片及び裏表紙と最後の紙片との間は,2 mm以上接着してはならない。

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