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JIS Z4317:1986 pdfダウンロード

JIS 10-16
JIS Z4317:1986 pdfダウンロード

JIS Z4317:1986 pdfダウンロード。放射性希ガスモニタ Radioactive noble gas monitors
1 適用範囲
この規格は,原子力施設及び放射線施設(以下,施設という。)において放射線防護のために,次のa) 及びb) の目的によって空気中の希ガス(ラドンガスは除く。)の放射能濃度を連続的に測定し,指示値が設定値を超えたときに警報を発生する放射性希ガスモニタ(以下,モニタという。)について規定する。
a) 施設における作業環境の希ガス放射能濃度の測定。
b) 施設から環境中に放出される空気中の希ガス放射能濃度の測定。 この規格は,気体流通形ガスサンプラ(以下,サンプラという。)に検出器を挿入し,作業環境中の気体と放出気体とを連続的に採取して希ガスの放射能濃度を測定するモニタに適用する。
施設のプロセス運転制御に必要な情報の取得を目的とするモニタにも適用するが,特別な機能が要求される事故時用モニタには適用しない。
なお,この規格における,検出部及び指示部の測定方式は,パルス計数方式及び電流測定方式を対象とする。このモニタにサンプリングガスを供給するサンプリング部は,この規格の対象外とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 62302 : 2007,Radiation protection instrumentation−Equipment for sampling and monitoring radioactive noble gases (MOD) なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 4001 原子力用語
JIS Z 8103 計測用語
3.4 相対基準誤差 (E) (relative intrinsic error) 基準の試験条件下で,標準線源などを用いたときの相対指示誤差と放射能濃度などの取決め真値の不確かさとの和。相対指示誤差を±I,放射能濃度などの取決め真値の不確かさをU(拡張不確かさk=2)とすると,相対基準誤差は,±(|I |+U) で表す。 注記 取決め真値の不確かさは,拡張不確かさで表す。拡張不確かさは,合成標準不確かさに包含係数を乗じて求める。包含係数の値は,拡張不確かさに挟まれる区間の信頼の水準を基に2〜3を選択する。この規格では,包含係数を2として取り扱う。合成標準不確かさは,各不確かさの成分の標準偏差(標準不確かさ)の自乗和の平方根である。

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