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JIS D6509:1986 pdfダウンロード

JIS 10-15
JIS D6509:1986 pdfダウンロード

JIS D6509:1986 pdfダウンロード。ロータリ除雪車−性能試験方法 Vehicles with rotary snow plough−Testing method
1. 適用範囲
この規格は,ロータリ除雪車(以下,ロータリ車という。)の性能試験方法について規定する。
備考 この規格の引用規格を,付表14に示す。
2. 用語の定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS D 0001,JIS D 0101及びJIS D 0102によるほか,次による。
(1) ロータリ除雪車 ロータリ装置を装備し,除雪作業を行う自動車。
(2) ロータリ装置 機械の回転運動によって雪をかき込み,投雪を行う装置。
(3) 運転整備状態 燃料はタンク容量の 以上,冷却水,潤滑油,作動油の量などは,それぞれのロータリ車に規定された値とし,携行工具その他の附属品を装備し,調整部分は適正に調整して,乗車定員のうち除雪に必要な運転員及び助手が乗車した状態。 (4) 除雪姿勢 ロータリ装置を地上に置き,通常の除雪を行う姿勢。
(5) 走行姿勢 ロータリ車の走行に適するようにロータリ装置を最低地上高さ以上で,ロータリ車中央に水平に保持し,シュートを最小寸法に格納した姿勢。
(6) 除雪能力 時間当たりの除雪体積又は除雪質量。除雪体積は,除雪された雪の除雪前の体積で表す。
(7) 投雪距離 車体中心面から投雪された積雪の最高所までの距離(図1参照)。
(8) 投雪幅 投雪されて帯状に落下した雪の幅(図1参照)。
(9) 最大除雪幅 ロータリ車が1回進行することによって除雪することができる最大の幅(図1参照)。
(10) ロータリ装置前面高さ 除雪姿勢において,除雪された雪がロータリ装置後方に逃げないようにした構造の上辺までの高さ(図1参照)。
(11) ロータリ装置前面面積 除雪姿勢において,除雪された雪がロータリ装置後方に逃げないようにした構造の前面投影面積。
(12) 残雪高さ 除雪後に残された雪の路面からの高さ。ただし,氷盤とみなされる面がある場合には,その上面からの高さ。
(13) 運転視界 走行姿勢で,標準的な体格の運転員が座席から運転姿勢で見ることができるロータリ車周辺地面の範囲。
3. 試験項目 試験は,原則として次の各項目について行う。ただし,試験目的やロータリ車の形式などによって試験項目又は測定事項の一部を省略,又は必要に応じて付表1〜13にない項目を追加することができる。
(1) 機関性能試験
(2) トルクコンバータ実用性能試験
(3) 定置試験
(a) 主要寸法測定
(b) 車両質量及び荷重分布測定
(c) 傾斜限界角度測定
(d) ロータリ装置操作性能測定
(e) 運転視界測定
(4) 走行試験
(a) 走行速度試験
(b) ブレーキ試験
(c) 最小旋回半径試験
(5) 除雪試験
(a) 最大除雪能力試験
(b) 最大投雪距離試験
(c) 拡幅除雪能力試験
(d) シュート積込試験
(6) 連続作業試験
(7) その他の試験
(8) 騒音・振動の測定
(a) 騒音測定
(b) 振動測定

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