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JIS L0842:2004 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS L0842:2004 pdfダウンロード

JIS L0842:2004 pdfダウンロード。紫外線カーボンアーク灯光に対する 染色堅ろう度試験方法 Test methods for colour fastness to enclosed carbon arc lamp light
1. 適用範囲
この規格は,染色した繊維製品の紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7751 紫外線カーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0804 変退色用グレースケール
JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0886 ホトクロミズムの検出及び評価に対する試験方法
3. 要旨
試験片をブルースケールと共に規定の方法に基づいて露光し,試験片の変退色とブルースケールの変退色とを比較して,その堅ろう度を判定する。
4. 試験の種類
試験の種類は,次の5種類とし,試験の目的に応じて,これらのうちから1種類を選んで試験を行う。
a) 第1露光法 一つの試験片を1組のブルースケールとともに露光し,試験片の染色堅ろう度を試験する。
b) 第2露光法 複数の試験片を1組のブルースケールと同時に露光し,それぞれの試験片の染色堅ろう度を試験する。
c) 第3露光法 一つの試験片又は複数の試験片を目的とするブルースケール及び目的とするブルースケールよりも1級低いブルースケールとともに露光し,試験片が目的とするブルースケールと同等の染色堅ろう度をもっているかどうかを試験する。
d) 第4露光法 一つの試験片又は複数の試験片を目的とするブルースケールとともに露光し,試験片が目的とするブルースケールと同等の染色堅ろう度をもっているかどうかを試験する。
e) 第5露光法 所定量の放射露光量で試験片を露光し,試験片の染色堅ろう度を試験する。
5. 装置及び材料 装置及び材料は,次による。
a) ブルースケール JIS L 0841の5.
a)(ブルースケール)に規定するもの。
b) 変退色用グレースケール
JIS L 0804に規定するもの。
c) 白厚紙 厚さが約0.5 mm,Y値が70 %以上,かつ,蛍光をほとんど含まない白色の厚紙で,判定に影響を与えないもの。
d) 不透明覆い 不透明覆いは,通常,光線に対して完全に不透明な白厚紙(以下,覆いという。)とし,その他の薄い不透明物,例えば,アルミニウムはくを張り付けた板紙などを用いた場合には,その旨を記録に付記する。 備考 通常,試験片ホルダの枠を不透明覆いの代わりとするのは好ましい方法ではない。
e) 灰色下敷 JIS L 0801の5.
f)(灰色下敷及びマスク)に規定するもの。
f) 耐光試験機 耐光試験機は,次の1)〜3)によるほかは,JIS B 7751に規定する耐光性試験機(F形)による。
なお,装置の概要を付図1及び付図2に示す。
1) 試験条件の性能は,表1による。 なお,紫外線カーボンアークの分光分布を付図3に示す。
2) 試験片保持装置は,試験片回転架の外径寸法が約508 mm,回転速度が2 rpm±1 rpmのもので,試験片ホルダは,傾斜形又は垂直形とし,材質がアルミニウム製又はステンレス鋼製のものとする(付図4及び付図5参照)。
3) 温度調節装置は,機内温度を一定の温度に調節することによって,ブラックパネル温度計の温度を63 ℃±3 ℃又は83 ℃±3 ℃に調節できるものとする。 ブラックパネル温度計(付図6参照)は,耐光性黒色エナメルを2回吹き付けて焼付け仕上げした金属板及び胴部からなり,反射率が5 %以下のものとし(付図7参照),通常,2個用意し,そのうち1個は測定用,他の1個は測定用ブラックパネル温度計の校正用とする。この校正は,両方のブラックパネル温度計を試験片と同一位置に取り付け,照射条件下で行う。 なお,ブラックパネル温度計の代わりにブラックスタンダード温度計(付図8参照)を用いてもよい。ただし,ブラックパネル温度計による63 ℃±3 ℃又は83 ℃±3 ℃との関係をあらかじめ求め,その対応するブラックスタンダード温度で使用する。
6. 試験片の調製 試験片の調製は,次による。
6.1 試料が布の場合 試験片の大きさは,通常,6.5 cm×4 cm以上とする。
6.2 試料が糸の場合 通常,大きさが6.5 cm×4 cm以上の白厚紙に,その長辺の方向に平行に密に巻き付ける。
6.3 試料がばら繊維の場合 くしけずって押し付け,通常,大きさが6.5 cm×4 cm以上で,白厚紙が見えない程度の薄い層にして白厚紙に取り付ける。
7. 試験の操作 試験の操作は,次による。
7.1 試験機の運転 試験機の運転は,次による。
a) 試験片及びブルースケールをそれぞれ白厚紙に挟んで,試験片ホルダに取り付ける。 なお,試験片ホルダの窓の部分以外の所は,前後から押さえ金で密着させ,照射された部分と不透明覆いで覆って照射されない部分との境目がはっきり現れるようにする。また,窓の部分の試験片表面は,凹凸があると,凸の部分は強く,凹の部分は弱い変退色を生じることがあるので,できる限り波状又は凹凸にならないようにする。
b) 試験片を取り付けた試験片ホルダを,試験片回転架にすきまがないように取り付ける。試験片を取り付けていない試験片ホルダがある場合には,それらの全部に白厚紙を取り付ける。
c) 試験機を運転する。このときを試験開始時間(1)とする。規定の放電電圧に調整する。
d) ブラックパネル温度を温度調節装置によって,63 ℃±3 ℃(2)又は必要に応じて,83 ℃±3 ℃に調整する。
注(1) 必要に応じて,規定の放電電圧が安定した時点を試験開始時間としてもよい。ただし,この場合,試験報告書に記録する。
(2) この温度より低い温度での試験には,試験片の前に赤外吸収フィルタを用いることがある。

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