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JIS K2204:2007 pdfダウンロード

JIS 09-22
JIS K2204:2007 pdfダウンロード

JIS K2204:2007 pdfダウンロード。軽油 Diesel Fuel
1 適用範囲
この規格は, ディ ーゼルエンジン( 主として自動車用) に使用する軽油について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの 引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS K 2249 原油及び石油製品- 密度試験方法及び密度・ 質量・ 容量換算表
JIS K 2251 原油及び石油製品- 試料採取方法
JIS K 2254 石油製品- 蒸留試験方法
JIS K 2265-3 引火点の求め方- 第 3 部: ペンスキーマルテンス密閉法
JIS K 2269 原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り 点試験方法
JIS K 2270 原油及び石油製品- 残留炭素分試験方法
JIS K 2280 石油製品- 燃料油- オクタン価及びセタン価試験方法並びにセタン指数算出方法
JIS K 2283 原油及び石油製品- 動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
JIS K 2288 石油製品- 軽油- 目詰まり点試験方法
JIS K 2541-1 原油及び石油製品- 硫黄分試験方法 第 1 部: 酸水素炎燃焼式ジメチルスルホナゾⅢ滴定法
JIS K 2541-2 原油及び石油製品- 硫黄分試験方法 第 2 部: 微量電量滴定式酸化法
JIS K 2541-6 原油及び石油製品- 硫黄分試験方法 第 6 部: 紫外蛍光法
JIS K 2541-7 原油及び石油製品- 硫黄分試験方法 第 7 部: 波長分散蛍光 X 線法( 検量線法)
3 種類
軽油は, 流動点によって, 特 1 号, 1 号, 2 号, 3 号及び特 3 号の 5 種類に分類する。
なお, 軽油は, 季節及び地域によって種類が異なることがあるため, この規格に規定しているすべての種類を常に入手することはできない。
4 試料採取方法
この規格に基づいて軽油の分析を行う場合の試料採取は, JIS K 2251 によって行わなければならない。
5 要求事項
5.1 一般事項
軽油は, ディ ーゼルエンジン( 主として自動車用) の燃料として, 主として適切な品質の精製鉱油からなり, 水及び沈でん( 澱) 物を含まないものとする。 ただし, 性能を改善するために加える少量の添加剤の使用は制限しない。
5.2 要求品質
軽油の品質は, この規格の箇条 6 によって試験を行い, 表 1 に規定する範囲内になければならない。
6 試験方法
6.1 引火点
引火点は, JIS K 2265-3 によって行う。
6.2 蒸留性状
蒸留性状は, JIS K 2254 に規定する常圧法蒸留試験方法によって行う。
6.3 流動点
流動点は, JIS K 2269 に規定する流動点試験方法によって行う。
6.4 目詰まり 点
目詰まり点は, JIS K 2288 によって行う。
6.5 10 %残油の残留炭素分
10 %残油の残留炭素分は, JIS K 2270 によって行う。
6.6 セタン指数及びセタン価
セタン指数及びセタン価は, JIS K 2280 に規定するセタン価試験方法及び 4 変数方程式を用いたセタン指数の算出方法によって行う。
6.7 動粘度
動粘度は, JIS K 2283 に規定する動粘度試験方法によって行う。
6.8 硫黄分
硫黄分は, JIS K 2541-1, JIS K 2541-2, JIS K 2541-6 又は JIS K 2541-7 によって行う。
6.9 密度
密度は, JIS K 2249 に規定するⅠ 形浮ひょ う密度試験方法, 振動式密度試験方法, ワードン比重瓶密度試験方法又は目盛ピクノ メーターⅠ 形密度試験方法によって行う。
7 表示
容器の見やすいところに容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない。 ただし, タンク車, タンク船, タンクローリ ー, その他表示が困難な場合は, 送り状に表示してもよい。
a) 規格名称及び種類
b) 正味容量
c) 製造業者名又はその略号
d) 製造年月日又はその略号

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