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JIS K8637:2006 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS K8637:2006 pdfダウンロード

JIS K8637:2006 pdfダウンロード。チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬) Sodium thiosulfate pentahydrate
1. 適用範囲
この規格は,試薬として用いるチオ硫酸ナトリウム五水和物について規定する。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2:Specifications−First series (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
3. 一般事項 試験方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。
4. 種類 種類は,特級とする。
5. 性質
5.1 性状 チオ硫酸ナトリウム五水和物は,無色の結晶で,水に極めて溶けやすく,エタノールにほとんど溶けない。
5.2 定性方法 定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水20 mlを加えて溶かす(A液)。A液5 mlに硝酸銀溶液(20 g/l) 10 mlを加えると白い沈殿が生じ,放置すると沈殿は黒に変わる。
b) A液を用いてJIS K 8001の5.29(炎色試験)(1)(アルカリ金属及びアルカリ土類金属試験法)によると,黄色が現れる。
6. 品質 品質は,7.によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
7. 試験方法
7.1 試験条件及び試験結果 JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,必要に応じ実施する。また,表1で規定する各品質項目の試験は,次の各試験方法によって行い,得られる計算値及び操作結果は,JIS K 8001の3.5(測定値)による。
7.2 純度(Na2S2O3・5H2O) 操作及び計算は,次による。
a) 操作 試料6.5 gを0.1 mgのけたまではかりとり,全量フラスコ250 mlに入れる。水20 mlを加えて溶かし,更に水を標線まで加える(B液)。別に,滴定用ビーカー200 mlに0.05 mol/lよう素溶液25 mlを正確にとり,B液で滴定する。終点間際で液の色がうすい黄色になったときに,指示薬としてでんぷん溶液約0.5 mlを加え,引き続きB液で滴定する。終点は,液の色が無色になる点とする。
b) 計算
7.3 水溶状
JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料は2 g,濁りの程度の適合限度標準は(a)(澄明)を用いる。
7.4 pH(50 g/l,25 ℃)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料溶液 試料5.0 gに二酸化炭素を含まない水を加えて溶かし100 mlにする。
b) 操作 JIS K 8001の5.5(pH)(2)による。

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