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JIS Q0064:2014 pdfダウンロード

JIS 09-17
JIS Q0064:2014 pdfダウンロード

JIS Q0064:2014 pdfダウンロード。製品規格で環境課題を記述するための作成指針 Guide for addressing environmental issues in product standards
1 適用範囲
この規格は,製品規格における環境課題の記述方法についての指針を示す。この規格は,主に規格作成者のために意図されている。この規格の目的は,次のとおりである。 − 製品規格の規定事項,及びその製品の環境側面と環境影響との関係を概説する。 − 製品のライフサイクルの全体の,様々な段階における環境に対する起こり得る有害な影響を削減するために,製品規格の規定事項の作成又は改正を支援する。
注記1 事例については,附属書Bを参照。 − 製品規格で環境課題を考慮することは複雑なプロセスであり,競合する優先事項のバランスを保つ必要性を強調する。
− 規格作成の対象となる製品の環境規定事項を決定するときに,ライフサイクル思考の採用を推奨する。
− この規格で規定する原則及びアプローチに整合した,規格作成者が製品規格において環境課題を記述するための,将来の関連する技術分野別のガイドの開発を推進する。
注記2 附属書Aを参照。
新しい製品規格を作成するとき若しくは既存の製品規格を改正するとき,又は改正する意図のあるときは,規格作成者には,いつでもこの規格の適用を積極的に推進することを奨励する。さらに,いかなる規格開発の段階においても,原案作成に参画する専門家は,自身のコメントに環境課題を含めることを奨励する。
製品及びその固有の環境影響の多様性とともに,関連する必要な環境知識を考慮するためには,規格作成者の作業に環境課題の専門家を参画させることが有効である。規格作成者は,関連する他の分野固有の既存の指針及び関連規格で明確にされた環境規定事項を考慮してもよい。 この規格では,労働安全衛生又は消費者保護の問題は,それらが環境課題と密接に関連していない限り,製品のライフサイクルにおける分離した側面,又は固有の側面としては取り扱わない。規格作成者は,他のガイドにおけるこのような事項については,手引とすることができる。
注記3 参考文献に掲載した規格及びその他のガイドを参照。 注記4 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO Guide 64:2008,Guide for addressing environmental issues in product standards(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。
2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1 環境(environment) 大気,水,土地,天然資源,植物,動物,人及びそれらの相互関係を含む,組織の活動を取り巻くもの。 注記 ここでいう取り巻くものとは,組織内から地球規模のシステムにまで及ぶ。
2.2 環境課題(environmental issue) 環境側面及び環境影響の関心事項。
2.3 環境規定事項(environmental provision)

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