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JIS P8118:2014 pdfダウンロード

JIS 09-17
JIS P8118:2014 pdfダウンロード

JIS P8118:2014 pdfダウンロード。紙及び板紙−厚さ,密度及び比容積の試験方法 Paper and board-Determination of thickness,density and specific volume
1 適用範囲
この規格は,紙及び板紙の厚さを測定する次の二つの方法について規定する。
a) 厚さとして,1枚の紙又は板紙の厚さの測定 b) バルク厚さとして,重ねた紙の厚さの測定 さらに,この規格は,次の計算方法についても規定する。
− 密度及びバルク密度 − 比容積及び比バルク容積 この規格は,段ボールには適用しない。また,バルク厚さの測定方法(方法b)は板紙には適さない。
注記1 二つの方法は,一般に異なった結果をもたらす。これらの方法は,ティシュペーパー及びティシュ製品には適用できない[1]。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 534:2011,Paper and board−Determination of thickness, density and specific volume(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
注記 対応国際規格:ISO 186,Paper and board−Sampling to determine average quality(IDT)
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態 注記 対応国際規格:ISO 187,Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing and procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samples(MOD)
JIS P 8124 紙及び板紙−坪量の測定方法
注記 対応国際規格:ISO 536,Paper and board−Determination of grammage(MOD)
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS P 0001によるほか,次による。
3.1 厚さ(single sheet thickness)
この規格の試験方法によって,一定の静荷重の下で測定した1枚の紙又は板紙の二つの表面間の距離。
3.2 バルク厚さ(bulking thickness)
この規格の試験方法によって,一定の静荷重の下で測定した複数重ねた紙の厚さから計算した単一シートの厚さ。
3.3 密度(apparent sheet density) 厚さ(3.1)から計算する単位容積当たりの質量。単位は,立方センチメートル当たりのグラム(g/cm3)で表す。
注記 通常,この用語は紙又は板紙に適用する。
3.4 バルク密度(apparent bulk density) バルク厚さ(3.2)から計算する単位容積当たりの質量。単位は,立方センチメートル当たりのグラム(g/cm3)で表す。
注記 通常,この用語は紙に適用する。
3.5 比容積(apparent specific sheet volume) 厚さ(3.1)から計算する単位質量当たりの容積。単位は,グラム当たりの立方センチメートル(cm3/g)で表す。
注記 通常,この用語は紙又は板紙に適用する。 3.6 比バルク容積(apparent specific bulk volume) バルク厚さ(3.2)から計算する単位質量当たりの容積。単位は,グラム当たりの立方センチメートル(cm3/g)で表す。
注記 通常,この用語は紙に適用する。
4 原理
4.1 厚さ又はバルク厚さの測定 高精度のマイクロメータによって,厚さ又はバルク厚さを求める。
4.2 密度又はバルク密度の計算 紙又は板紙の坪量及び厚さを求める。
4.3 比容積又は比バルク容積の計算 紙又は板紙の坪量及び厚さを求める。

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