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JIS K5659:2018 pdfダウンロード

JIS 09-10
JIS K5659:2018 pdfダウンロード

JIS K5659:2018 pdfダウンロード。鋼構造物用耐候性塗料 Long durable paints for steel structures
7 試験方法
7.1 サンプリング サンプリングは,JIS K 5600-1-2による。 7.2 試験用試料の検分及び調製 試験用試料の検分及び調製は,JIS K 5600-1-3による。
7.3 試験の一般条件
試験の一般条件は,次による。
a) 試験の場所 試験の場所は,次による。
1) 養生及び試験を行う場所は,ほかに規定がない場合は,JIS K 5600-1-6の4.1(標準条件)に規定する条件[温度23±2 ℃,相対湿度(50±5)%]で,直射日光を受けず,養生及び試験に影響を与えるガス,蒸気,ほこりなどがなく,通風の少ない室内とする(以下,標準状態という。)。
2) 観察のときの光源は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)の拡散昼光による。ただし,JIS K 5600-4-3の5.3(色観察ブースの人工照明)に規定する色観察ブースを用いてもよい。
b) 試験片の作製 試験片の作製は,次による。
1) 試験板 試験板は,ほかに規定がない場合は,JIS G 3141に規定するSPCC-SBの鋼板とし,JIS K 5600-1-4の5.1.5(研磨による調整)によって調整した鋼板とする。研磨による調整に用いる研磨紙は,JIS R 6253に規定する耐水研磨紙P280を用いる。
2) 試料の調製 1液形塗料の場合は,かくはん(攪拌)し,均一の液体とする。
また,多液形の場合は,主剤,硬化剤などを,それぞれよくかくはん(攪拌)し,均一の液体とした後,その製品の製造業者が指定する混合比率で混合し,更にかくはん(攪拌)によって均一にする。必要な場合は,製造業者の指定するうすめ液を用いてうすめてもよい。混合したときからA種は5時間を過ぎたもの,B種は3時間を過ぎたものは,試験に用いてはならない。
3) 試料の塗り方 試料の塗り方は,ほかに規定がない場合は,2)で調製した試料を使用直前によくかくはん(攪拌)し,直ちに試験板の片面にJIS K 5600-1-1の3.3.7(吹付け塗り)のエアスプレー塗りで1回塗る。塗付け量は,7日間乾燥後の乾燥膜厚を測定し,中塗りのときは25 μm〜35 μm,上塗りのときは20 μm〜30 μmになるようにする。乾燥膜厚の測定方法は,JIS K 5600-1-7による。
4) 乾燥方法 乾燥方法は,ほかに規定がない場合は,JIS K 5600-1-1の3.3.8
a)(自然乾燥の場合)による。試験までの乾燥時間は,ほかに規定がない場合は,7日間とする。また,塗り終わってからの試験片の保持は,JIS K 5600-1-1の表1(塗るときの環境条件・塗り方と試験板の固定・保持)による。
7.4 容器の中の状態 容器の中の状態の試験は,JIS K 5600-1-1の4.1.2 a)(液状塗料の場合)による。ただし,多液形の場合は,容器別にそれぞれについて試験を行う。
7.5 低温安定性 低温安定性の試験は,次による。
a) 試験板 試験板は,JIS R 3202に規定する板ガラスを用い,JIS K 5600-1-4の5.5.2(溶剤洗浄による調整)によって調整した,大きさ200 mm×100 mm×2 mmのガラス板とする。
b) 試験方法 試験方法は,JIS K 5600-2-7の4.(低温安定性)による。次に,JIS K 5600-1-1の3.3.7(吹付け塗り)のエアスプレー塗りによって,乾燥膜厚が中塗りのときは25 μm〜35 μm,上塗りのときは20 μm〜30 μmになるように塗り付ける。
c) 評価及び判定 b)の試験によって,試料をかくはん(攪拌)したとき一様になり,塗装作業を行ったとき,塗装作業性に支障がなく,塗装後,目視によって流れが認められず,更に乾燥した塗膜の外観が正常であるとき,“変質しない”とする。

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