Location: Home > JIS > JIS B8433:1986 pdfダウンロード

JIS B8433:1986 pdfダウンロード

JIS 10-15
JIS B8433:1986 pdfダウンロード

JIS B8433:1986 pdfダウンロード。ロボット及びロボティックデバイス− 産業用ロボットのための安全要求事項− 第1部:ロボット Robots and robotic devices- Safety requirements for industrial robots-Part 1: Robots
1 適用範囲
この規格は,産業用ロボットの本質的安全設計,保護方策及び使用上の情報についての要求事項及び指針について規定する。また,ロボットに関連する基本的な危険源を記述し,危険源に関連するリスクを除去し,又は適切に低減するための要求事項についても規定する。
この規格は,産業用ロボットシステムとしてのロボットには言及しない。騒音はロボット単体の重要な危険源とはみなさず,また,騒音はこの規格の適用範囲から除外する。
この規格は,非産業用ロボットには適用しないが,この規格及びJIS B 8433-2で確立された安全原則は他のロボットに適用することができる。
注記1 非産業用ロボットへの適用例としては,水中ロボット,軍用ロボット,宇宙ロボット,遠隔操作マニピュレータ,障がい者用補装具・補助器具,マイクロロボット(変位1 mm未満),手術ロボット,健康管理ロボット,サービスロボット,消費者製品等があるが,これらに限定しない。
注記2 ロボットシステム,インテグレーション及び設置のための要求事項は,JIS B 8433-2に含まれる。
注記3 特定の用途(例えば,溶接,レーザ切断,機械加工)によっては,更なる危険源が発生することがある。これらのシステム関連の危険源は,ロボット設計時に考慮するのがよい。
注記4 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10218-1:2011,Robots and robotic devices−Safety requirements for industrial robots−Part 1: Robots(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8432:1999 産業用マニピュレーティングロボット−性能項目及び試験方法
注記 対応国際規格:ISO 9283:1998,Manipulating industrial robots−Performance criteria and related test methods(IDT)
JIS B 8433-2 ロボット及びロボティックデバイス−産業用ロボットのための安全要求事項−第2部:ロボットシステム及びインテグレーション
注記 対応国際規格:ISO 10218-2,Robots and robotic devices−Safety requirements for industrial robots−Part 2: Robot systems and integration(IDT) JIS B 9700 機械類の安全性−設計のための一般原則−リスクアセスメント及びリスク低減
注記 対応国際規格:ISO 12100,Safety of machinery−General principles for design−Risk assessment and risk reduction(IDT)
JIS B 9703 機械類の安全性−非常停止−設計原則 注記 対応国際規格:ISO 13850,Safety of machinery−Emergency stop−Principles for design(IDT) JIS B 9705-1:2011 機械類の安全性−制御システムの安全関連部−第1部:設計のための一般原則
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 9700によるほか,次による。
3.1 作動制御器(actuating control) 制御装置内の機械的機構。 例 接点を開くロッド。
3.2 自動モード(automatic mode) 設定したタスクプログラムに従ってロボット制御システムが作動する運転モード。 (JIS B 0134:1998の5681参照)
3.3 自動運転(automatic operation) ロボットがタスクプログラムを実行している状態。
注記 JIS B 0134:1998の5670を採用。
3.4 協働運転(collaborative operation) 特別の目的で設計したロボットが,定義した作業空間内で人間と直接協働して動く状態。
3.5 協働作業空間(collaborative workspace) 生産作業中にロボット及び人間が,同時に作業を遂行できる安全防護空間内の作業空間。
3.6 駆動用動力(drive power) ロボットアクチュエータ用の単一の又は複数のエネルギー源。 3.7 エンドエフェクタ(end-effector) ロボットがタスクを行えるように特別に設計されたメカニカルインタフェースに取り付けられる装置。 (JIS B 0134:1998の3120参照)
例 把持部,ナット締め具,溶接ガン,スプレーガン。

Download