Location: Home > JIS B8360
JIS B8360
  • JIS B8360:2015 pdfダウンロード。液圧用の鋼線又は繊維補強ゴムホースアセンブリ Rubber hoses assemblies- Wire- or textile-reinforced single-pressure types for hydraulic applications 1 適用範囲 この規格は,鋼線又は繊維で補強した液圧用ゴムホース及び継手金具(以下,継手という。)によって構成する液圧用のゴムホースアセンブリ(以下,ホースアセンブリという。)について規定する。この規格は,呼び径5〜76,最高使用圧力3.5 MPa〜42 MPa,温度範囲−40 ℃〜+100 ℃(グレードA及びB),又は−40 ℃〜+120 ℃(グレードC及びD)の範囲で用いるホースアセンブリに適用できる。適用流体は,通常,作動油HH,HL,HM,HR及びHVである。 注記 ISO 6743-4では,作動油のHH,HL,HM,HR及びHVを,次のとおり定義している。 HH :無添加鉱物油 HL :HHにさび止め剤と酸化防止剤とを配合したもの HM :HLに耐摩耗性を付加したもの HR :HLの粘度指数を向上したもの HV :HMの粘度指数を向上したもの 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 8363 液圧用ホースアセンブリの継手金具及び附属金具 JIS K 6330-1 ゴム及びプラスチックホース試験方法−第1部:ホース及びホースアセンブリの寸法測定 JIS K 6330-2 ゴム及びプラスチックホース試験方法−第2部:ホース及びホースアセンブリの耐圧性 JIS K 6330-3 ゴム及びプラスチックホース試験方法−第3部:ホース及びホースアセンブリの耐負圧性 JIS K 6330-8 ゴム及び樹脂ホース試験方法−第8部:衝撃圧力試験 JIS K 6349 液圧用の鋼線又は繊維補強ゴムホース 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 最高使用圧力(maximum working pressure) ホースアセンブリを連続して用いることができる最高圧力。通常,過渡的に生じた衝撃圧力も含む。 3.2 耐圧試験圧力(proof pressure) ホースアセンブリの静的な耐圧性能を評価するときに加える圧力。 3.3 最小破壊試験圧力(minimum burst pressure) 破壊圧力試験において,ホースアセンブリを加圧したときに,継手の離脱,ホースの破裂,継手取付部の漏れなどを生じてはならない圧力。 3.4 最小曲げ半径(minimum bend radius) ホースアセンブリの性能の低下なく使用できる曲げ半径の最小値。ホースアセンブリを曲げたとき,ホースが描く内側の円弧から求める。 4 ホースアセンブリの種類及び使用継手 4.1 種類 種類は,クラス,グレード及びタイプによって区分し,表1による。
    09-14