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JIS H1405:2016 pdfダウンロード

JIS 09-13
JIS H1405:2016 pdfダウンロード

JIS H1405:2016 pdfダウンロード。トリエーテッドタングステン材料の分析方法 Methods for chemical analysis of thoriated tungsten materials
4 試料の採り方及び前処理 4.1 試料の採り方 試料の採り方は,その品質を代表するように,汚染などに注意して,分析に必要な量を採取する。
4.2 試料の前処理 試料の前処理は,次による。
a) 4.1で採取した試料は,水酸化ナトリウム溶液(300 g/L)中に浸して約15分間煮沸した後,水洗する。
b) 清浄なガーゼ,ブラシなどで試料に付着している黒鉛などを拭い去った後,適切な大きさ(JIS Z 8801-1の付表2に規定する公称目開き710 μm以下)に粉砕し,塩酸(1+1)で約15分間煮沸する。水洗した後,更にエタノールで洗浄し,乾燥する。
c) 乾燥した試料は,酸化及び吸湿を防止するために適切な容器に入れ密封し,分析用試料とする。
5 分析値のまとめ方
5.1 分析回数 分析回数は,JIS Z 8402-1の3.14[併行条件(repeatability conditions)]に規定する併行条件で2個を分析する。
5.2 分析値の表示 分析値は,併行条件で分析した2個の値を平均し,表1の適用含有率範囲の桁まで丸める。
6 鉄定量方法
6.1 定量方法の区分 鉄の定量方法は,次のいずれかによる。
a) 1,10-フェナントロリン吸光光度法 この方法は,鉄含有率0.001 0 %(質量分率)以上0.030 %(質量分率)以下の試料に適用する。
b) 原子吸光分析法 この方法は,鉄含有率0.000 5 %(質量分率)以上0.010 %(質量分率)以下の試料に適用する。
c) ICP発光分光分析法 この方法は,鉄含有率0.000 5 %(質量分率)以上0.030 %(質量分率)以下の試料に適用する。
6.2 1,10-フェナントロリン吸光光度法
6.2.1 要旨 試料を適切な試薬で分解し,酒石酸を加えて,タングステン,鉄などを錯塩とした後,pHを調節する。 L(+)-アスコルビン酸で鉄(III)を鉄(II)に還元し,1,10-フェナントロリンを加えて1,10-フェナントロリン・鉄(II)錯体を生成させ,試料溶液をろ過する。分光光度計を用いて波長510 nm付近の吸光度を測定する。
6.2.2 試薬 試薬は,次による。
6.2.2.1 ほう酸溶液(50 g/L)
6.2.2.2 混酸A(硝酸1,ふっ化水素酸1) 6.2.2.3 アンモニア水 6.2.2.4 水酸化ナトリウム溶液(100 g/L)
6.2.2.5 過酸化水素

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