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JIS A 1146:2017 pdfダウンロード

JIS 09-10
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JIS A 1146:2017 pdfダウンロード。骨材のアルカリシリカ反応性試験方法 (モルタルバー法) Method of test for alkali-silica reactivity of aggregates by mortar-bar method
3 試料 試験に用いる骨材は,未使用骨材又はフレッシュコンクリート中の骨材とする。フレッシュコンクリート中から採取した骨材の場合は,十分に洗浄してセメントペーストなどを取り除いておく。試料は,粗骨材及び細骨材について代表的なものを約40 kg採取する。 なお,化学法に引き続いてモルタルバー法を実施する場合は,同時に採取した試料を使用する。
4 試験用装置及び器具
4.1 試料調製用装置及び器具 試料調製用装置及び器具は,次による。
a) 粉砕装置2) 粗骨材を約5 mm以下の粒度に粉砕することができるものとする。
注2) ロッドミル,ジョークラッシャ,ディスク形製砂機,ロール形製砂機などをいう。
b) ふるい JIS Z 8801-1に規定する公称目開き4.75 mm,2.36 mm,1.18 mm,600 μm,300 μm及び150 μmふるい3)とする。
注3) これらのふるいの寸法は,それぞれ5 mm,2.5 mm,1.2 mm,0.6 mm,0.3 mm及び0.15 mmふるいと呼ぶことができる。
4.2 試験用装置及び器具 試験用装置及び器具は,次による。
a) 量り 試験に用いるはかりは,ひょう量が試料の質量以上で,かつ,目量が試料質量の0.1 %以下のものとする。
b) モルタルの練混ぜに使用する器具 モルタルの練混ぜに使用する器具は,JIS R 5201の9.2.3(機械練り用練混ぜ機)に規定するものを使用する。締固めに用いる突き棒は軟鋼製で,突き部の縦横の寸法が35±1 mm,質量が1 000±5 gのもので,突き部が磨き仕上げられているものとする。
c) 型枠 型枠はJIS R 5201の11.2.2(モルタル供試体成形用型)に規定する40 mm×40 mm×160 mmの3連型枠で,両端に長さ変化測定用のゲージプラグを埋め込めるよう,ゲージプラグ固定用の穴をあけたものとする。 d) 長さ変化の測定 長さ変化の測定は,JIS A 1129-3(ダイヤルゲージ方法)による。ダイヤルゲージは,目量又は最小表示量が0.001 mmのものを使用するものとする。ゲージプラグは,試験中にさびを生じない金属製のものとする。 e) 供試体を貯蔵する容器 供試体を貯蔵する容器は,気密な蓋によって密閉ができ,湿気の損失がない構造のものとする。
5 温度及び湿度
5.1 成形室及び測定室 モルタルの成形室及び長さ変化の測定室は,20±3 ℃に保たなければならない。
5.2 貯蔵容器 密封できる構造の貯蔵容器内の温度は40±2 ℃,相対湿度は95 %以上に保たなければならない。
6 材料 6.1 骨材の準備及び粒度調整 骨材の準備及び粒度調整は,次による。
a) 箇条3によって採取した骨材をよく混合し,JIS A 1158によって,約10 kgとなるまで縮分する。
b) 縮分した骨材を洗浄し,絶乾状態にした後,粉砕装置によって5 mmふるいを全量通過するまで粗粉砕する。これをよく混合した後,JIS A 1158によって,約5 kgとなるまで縮分し代表試料とする.
c) 代表試料を粉砕装置によって順次粉砕し,表1に示す粒度区分Aに調整したものを粒度調整した試料とする。
ただし,対象とする骨材が細骨材で,2.5 mmふるいにとどまる質量分率が5 %未満の場合は,表1に示す粒度区分Bに調整したものを粒度調整した試料とする。 なお,所定量の試料を採取した残りの代表試料は,残留したふるいを全量通過するまで粉砕しなければならない。
d) 粒度調整した試料を表乾状態4)にする。 注4) 粒度調整した試料の吸水率があらかじめ分かっている場合は,粒度調整した試料を気乾状態で準備し,含水率を測定して,練混ぜ水の補正を行ってもよい。

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