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JIS T6510:1985 pdfダウンロード

JIS 10-16
JIS T6510:1985 pdfダウンロード

JIS T6510:1985 pdfダウンロード。歯科用ベースプレート Dental Base Plates
1. 適用範囲
この規格は,歯科で使う天然樹脂を主成分とする仮床用ベースプレート(以下,ベースプレートという。)について規定する。
備考 この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参考として併記したものである。
2. 品質
ベースプレートの品質は,次による。
(1) ベースプレートは,厚さが均等で約70℃で軟化し,模型面に容易に圧接できなければならない。また,成形したベースプレートは,口こう内温度以下で軟化変形してはならない。
(2) 3.1で試験を行ったとき,破折強度は19.6N/mm2 {2kgf/mm2} 以上でなければならない。
(3) 3.2で試験を行ったとき,伸びは5%以下でなければならない。
3. 試験方法 3.1 破折強度試験 試験器は,JIS T 6501(義歯床用アクリリック樹脂)の5.4に定められたものに準じる。試験片は幅10mm,長さ30mm,厚さ1.4±0.1mmとし,支点間の距離は25mmとする。試験は20〜25℃の室温又は水中において行うものとし,最初試験片の中央に4.9N {0.5kgf} の荷重を静かにかけた後,1分経過ごとに1.96N {0.2kgf} の荷重を加え,試験片が破折するまで荷重を加え破折したときの荷重を合計し,次の式によって破折強度を求める。
3.2 伸び試験 試験片は,幅10mm,長さ50mm,厚さ1.4±0.1mm,標点距離約30mmとする。試験片は20±2℃の水中に5分間放置した後標点を印し,付図のような装置の水槽(水温37±1℃)の底の金属台に試験片の下端を取り付け,5分間保持した後試験片の上端を質量50gのおもりによって上方に引っ張り,更に5分間保持して水槽から取り出し,20±2℃の水中に5分間放置して標点距離を測定し,次の式によって伸びを算出する。
引用規格: JIS T 6501 義歯床用アクリリック樹脂
4. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称による。
例: 歯科用ベースプレート
5. 表示 ベースプレートの包装には,次の事項を表示しなければならない。
(1) 名称
(2) 上下ガクの区別及びその枚数
(3) 製造番号又は記号
(4) 製造業者名及び所在地

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