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JIS R2614:1985 pdfダウンロード

JIS 10-16
JIS R2614:1985 pdfダウンロード

JIS R2614:1985 pdfダウンロード。耐火断熱れんがの比重及び真気孔率 測定方法 Testing Method for Specific Gravity and True Porosity of Insulating Fire Bricks
1. 適用範囲
この規格は,耐火断熱れんがの次の各項の試験方法について規定する。
(1) かさ比重
(2) 真比重
(3) 真気孔率
引用規格: JIS R 2202 耐火れんがの寸法の測定方法 JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8801 標準ふるい 2. 装置及び器具 2.1 乾燥装置 乾燥装置は,110±5℃に保つことのできる自動温度調節器付電気恒温器を用いる。
2.2 長さ計 長さ計は,1mmまで測定できるものを用いる。
2.3 はかり はかりは,かさ比重の測定には1gまで,真比重の測定には0.1mgまでひょう量できるものを用いる。
2.4 比重瓶 比重瓶は,ガラス製比重瓶50mlを用いる。
3. 試料及び試験片
3.1 かさ比重 並形耐火断熱れんが又は容積を簡単に測定できる異形耐火断熱れんがはそのままの大きさを試験片とし,複雑な形状の異形耐火断熱れんがは,並形耐火断熱れんがに準じて容積が測定できる形状の試験片を作る。 なお,試験片の取扱いについては,次の各号を注意する。
(1) 試験片はあらかじめ,ちり,ほこり及びはがれやすい粒子をよく除去しておかなければならない。
(2) 外観上,甚だしい凹凸のない試験片を用いなければならない。
(3) 試験に用いる試験片は5個とする。
3.2 真比重 供試耐火断熱れんがの表面を完全に除去し,JIS Z 8801(標準ふるい)の標準網ふるい6.73mmを通過するように粉砕し,四分法によって約250gを採る。
次いで標準網ふるい297μmを全通するように粉砕し,四分法によって約30gを採り試料とする。
なお,試験に用いる試料は2個とする。
4. 操作
4.1 かさ比重 試験片をあらかじめ110±5℃で恒量(1)になるまで乾燥し,その質量を1gまで量る。次に試験片の長さ,幅及び厚さの各々の平均寸法を測定し(2),容積を求める。
注(1) 測定した質量が,1g以上の差がなければ恒量とする。
(2) 寸法の測定は,JIS R 2202(耐火れんがの寸法の測定方法)に準ずる。
4.2 真比重 試料を4.1に準じて乾燥し,その8〜10gをあらかじめ質量の分かった50ml比重瓶に採ってその質量を0.1mgまで量る。次に比重瓶に約半量の蒸留水を入れ,湯浴上で静かに熱して,水中の泡を取り除き,更に真空デシケーターに入れ,アスピレーターで十分に吸引した後常温まで冷却する。これに蒸留水を標線まで満たしてその質量を量る。
なお,質量は0.1mgまで正確に量る。
5. 計算
5.1 かさ比重 かさ比重は,次の式によって算出し,JIS Z 8401(数値の丸め方)によって小数点以下2けたに丸める。
5.2 真 比 重 真比重は,次の式によって算出し,JIS Z 8401によって小数点以下2けたに丸める。

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