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JIS A1214:1990 pdfダウンロード

JIS 10-10
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JIS A1214:1990 pdfダウンロード。砂置換法による土の密度試験方法 Test method for soil density by the sand replacement method
1 適用範囲
この規格は,原位置の土の密度を砂置換法によって求める試験方法について規定する。 なお,この規格で規定する装置及び方法を用いて試験を行うことができる範囲は,最大粒径が53 mm以下の土に限る。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS A 1210 突固めによる土の締固め試験方法
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるい
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 砂置換法 掘り取った試験孔に密度が既知の砂材料を充塡し,その充塡した質量から試験孔の体積を求める方法。
3.2 湿潤密度 土の単位体積当たりの土粒子及び間隙に含まれている水の質量。
3.3 乾燥密度 土の単位体積当たりの土粒子の質量。
4 試験器具
4.1 密度測定器 密度測定器(以下,測定器という。)は,ジャーとアタッチメントを組み立て一体の容器としたもので,原則として図1に示す寸法及び形状をもつ部品からなるものとする。 a) ジャー ジャーは,容量約4 000 cm3,高さ約200 mmの透明な容器で,先端がアタッチメントに接続できるようにおねじとなっているものとする。砂の密度をはかるときのジャーの肩の部分に空気間隙ができないようにジャーの肩を滑らかにしたものとする。 注記 測定器を組み立てた状態で安定して逆さに立つような底面形状であることが望ましい。
b) アタッチメント アタッチメントは,次のような部分が一体となった金属性のものとする。
1) ピクノメータトップ 小さい漏斗状のもので,その上端部は,ジャーを接続できるようにめねじとなっており,下端部はバルブガイドに固定されているものとする。
2) 漏斗 下端の内径が(162±1)mm,下端からバルブガイドまでの高さが(134±1)mm の寸法をもつもので,上端はバルブガイドに固定されているものとする。
3) バルブガイド ピクノメータトップと漏斗とを固定する部品で,直径(12.5±0.5)mm の孔口とバルブをもつものとする。
4.2 ベースプレート ベースプレートは,図1に示す寸法をもつ直径約300 mm の円形状若しくは一辺約300 mm の正方形状の金属製板で,その中央に漏斗の内径に等しい穴をもつものとする。
4.3 ガラス板 ガラス板は,厚さ約5 mm,一辺約200 mm の正方形のものとする。
4.4 試験用砂 試験用砂は,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるいの目開き2 mm を通過し,75 μm に残留する粒径範囲のもので,水洗いして十分に乾燥した砂とする。
4.5 はかり はかりは,1 g以下まで読み取りができるものとする。 4.6 その他の器具 その他の器具は,次による。
a) ふるい ふるいは,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるいで,目開き75 μm,2 mm,26.5 mm,53 mm のもの。
b) 含水比測定器具 含水比測定器具は,JIS A 1203に規定するものとする。
c) 試験孔掘削器具 試験孔を掘削するための器具は,次による。
1) ハンドスコップ又はスプーン
2) のみ,たがね又はこれに類するもの
3) 木づち又はハンマー
d) 直ナイフ 直ナイフは,JIS A 1210に規定する鋼製で片刃の付いた長さ250 mm 以上のものとする。
e) 温度計 温度計は,最小目盛1 ℃ 以下のものとする。
f) 掘削土保存用具 掘削土保存用具は,容器又はビニール袋とする。
5 試験方法
5.1 測定器の体積と試験用砂の密度の校正
5.1.1 ジャーとピクノメータトップの体積の校正 ジャーとピクノメータトップの体積の校正は,次による。

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