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JIS K8535:1994 pdfダウンロード

JIS 10-07
JIS K8535:1994 pdfダウンロード

JIS K8535:1994 pdfダウンロード。(+)-酒石酸カリウム-水 (2/1)(試薬) Potassium (+)-tartrate-water (2/1) (Reagent)
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる(+)-酒石酸カリウム-水 (2/1)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6202 化学分析用白金皿
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8042 アニリン(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
3 種類 種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状 (+)-酒石酸カリウム-水 (2/1)は,白い結晶又は結晶性粉末で,水に溶けやすく,エタノール及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。その水溶液(100 g/l)の比旋光度[]20Dαは,約+27°である。
4.2 定性方法 定性方法は,次による。
a) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120 mm,内炎の長さ約30 mm程度としたブンゼンバーナーの無色炎中に,内炎の最上部から約10 mmの位置に水平に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。次に,白金線の先端約5 mmを水で浸し,少量の試料を付着させたものをブンゼンバーナーの無色炎中に入れ,コバルトガラスで透かして見るとき紫が現れる。
b) 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数3 398 cm-1,2 973 cm-1,1 619 cm-1,1 411 cm-1,1 379 cm-1,1 342 cm-1,1 112 cm-1,1 067 cm-1,720 cm-1,612 cm-1及び489 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。試料調製をJIS K 0117の5.3 a)(錠剤法)によって行い,錠剤の調製に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。

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