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JIS B7027:2018 pdfダウンロード

JIS 09-10
JIS B7027:2018 pdfダウンロード

JIS B7027:2018 pdfダウンロード。耐衝撃携帯時計−衝撃性能及び試験方法 Shock-resistant wrist watches-Impact performance and test methods
3.2 機械式 動力源,時間基準及び指示装置の全てが機械的構造である時計の形式。
3.3 表示部材(display components) 消費者への物理的な値を決定し表示する時計の要素。 例 針,日車,曜車などの機械的要素,LCDなどの電子光学ディスプレイ要素。
3.4 不可逆残留影響(permanent residual effect) 試験後に残存する表示情報,及び時計機能の変化。専門的な時計修理を行うことなく消費者自身では修正及びリセットが困難な変化。 例 歯車のかみ合い外れ,時分針のかなとのずれ,LCDなど電子セグメントの消え,アラーム異常,部品の破損・ひび,時分針の非同期。
3.5 可逆残留影響(reversible residual effect) 試験後に一時的に残存する表示情報,及び時計機能の変化。専門的な時計修理を行うことなく消費者自身で修正又はリセットできる変化。変化は時刻及びカレンダーの設定機構を使用して,消費者によって初期位置又は初期値に手動で戻すことができる。 例 ジャンパーずれによる日車・曜車のずれ,筒かなの滑りに起因する分針の位置ずれ。
4 性能
4.1 不可逆残留影響
4.1.1 第1衝撃つい及び第2衝撃つい試験後の不可逆残留影響
5.3によって試験をしたときの不可逆残留影響は,次を満足しなければならない。
a) 歩度の変化量は,水晶式の時計の場合2 s/d以内,機械式の時計の場合60 s/d以内でなければならない。
b) 修正できない時分の変化があってはならない。
c) 修正できない曜及び日の変化があってはならない。
d) 時刻の誤認及び視認不可を引き起こす電子表示の変化があってはならない。
e) 時計には,機能,性能又は外観に修正できない品質低下があってはならない。 例 針の曲がり,針の外れ,表示の変化,自動巻き機構の損傷,カレンダー機構の損傷,ガラスの割れ,かん曲がり,りゅうず・ボタンの曲がりなど
f) 防水性を維持しなければならない。
4.1.2 第3衝撃つい試験後の不可逆残留影響
5.4によって試験をしたときの不可逆残留影響は,次を満足しなければならない。
a) りゅうず,ボタン,スライドスイッチなどの破損及びわい(歪)曲があってはならない。
b) 時刻,カレンダーの設定機能が維持されなければならない。
c) 防水性を維持しなければならない。
4.1.3 自由落下試験後の不可逆残留影響 箇条6によって試験をしたときの不可逆残留影響は,次を満足しなければならない。
a) 時計のバンドの壊れ,部品の外れ及び極端な変形があってはならない。

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