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JIS R5213:1997 pdfダウンロード

JIS 10-02
JIS R5213:1997 pdfダウンロード

JIS R5213:1997 pdfダウンロード。フライアッシュセメント Portland fly-ash cement
1 適用範囲
この規格は,フライアッシュセメントについて規定する。 なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書Aに記載する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 6201 コンクリート用フライアッシュ
JIS M 8850 石灰石分析方法
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5202 ポルトランドセメントの化学分析方法 JIS R 5204 セメントの蛍光X線分析方法
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS R 5211 高炉セメント
JIS R 5212 シリカセメント
JIS R 9151 セメント用天然せっこう
JIS Z 1505 クラフト紙袋―セメント用
3 種類及び構成
フライアッシュセメントは,フライアッシュの分量によって,表1の3種類とし,ポルトランドセメント(5.2参照)及びフライアッシュ(5.3参照)で構成されるものと,クリンカー(5.1参照),せっこう(5.4参照),少量混合成分1)(5.5参照)及びフライアッシュ(5.3参照)で構成されるものとがある。
なお,前者の構成の場合,ポルトランドセメントに
JIS R 5210の
5.3(少量混合成分)に規定する少量混合成分としてフライアッシュが含まれているときは,その量を表1のフライアッシュの分量に含める。後者の構成の場合,少量混合成分(5.5参照)の量は,クリンカー,せっこう及び少量混合成分の合量に対し,質量で5 %以下でなければならない。また,粉砕助剤の使用量はフライアッシュセメントに対し,質量で1 %未満とする。
注1) ここでいう少量混合成分には,フライアッシュを含めない。
4 品質 フライアッシュセメントの品質は,箇条6によって試験し,表2の規定に適合しなければならない。 なお,安定性は,パット法又はルシャテリエ法のいずれかの規定に適合すればよい。
5 原材料
5.1 クリンカー
JIS R 5210の5.1(クリンカー)に規定するクリンカーとする。
5.2 ポルトランドセメント
JIS R 5210に規定するポルトランドセメントとする。
5.3 フライアッシュ JIS A 6201に規定するフライアッシュI種又はフライアッシュII種とする。
5.4 せっこう
JIS R 9151に規定するセメント用天然せっこう又はこれに準じるものとする。
5.5 少量混合成分 少量混合成分は,次に規定する3種類とする。
a) JIS R 5211の5.3(高炉スラグ)に規定する高炉スラグ。
b) JIS R 5212の5.3(シリカ質混合材)に規定するシリカ質混合材。
c) 炭酸カルシウムの含有率が90 %以上,かつ,酸化アルミニウムの含有率が1.0 %以下の品質をもつ石灰石。石灰石中の酸化アルミニウム含有率は,JIS M 8850又はJIS R 5204によって求める。石灰石中の炭酸カルシウム含有率は,JIS M 8850又はJIS R 5204によって酸化カルシウム含有率を求め,式(1)によって炭酸カルシウム含有率に換算する。

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