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JIS K7030:1997 pdfダウンロード

JIS 10-01
JIS K7030:1997 pdfダウンロード

JIS K7030:1997 pdfダウンロード。ガラス繊維強化プラスチック (GRP) 管及び継手−圧力とその関係, 施工並びに接合に関する用語の定義 Pipes and fittings made of glass fiber reinforced thermosetting plastics (GRP) −Definitions of terms relating pressure, including relationships between them, and terms for installation and jointing
1. 適用範囲
この規格は,ガラス繊維強化プラスチック (GRP) 管及び継手システムの構成部品に適用する,公称圧力 (PN) 及び最高許容圧力及び最高使用圧力について定義し,また,同一の部品を使用する際のPNの数値範囲について規定する。また,GRP管・継手の施工及び接合にかかわる用語を定義する。
2. 引用規格 次の規格は,この規格に引用することによって,この規格の規定の一部を構成する。この規格の発行の時点では,引用規格は,ここに示す発行年の版の規格が有効であるが,すべての規格は,改正されることがあるので,この規格の使用者は,引用規格の最新版を適用できるかどうか検討するのが望ましい。
ISO 3 : 1973, Prefered numbers−Series of prefered numbers. (優先数字−優先数字の系列)
3. 定義
3.1 PN(公称圧力)(Nominal pressure) 配管系を構成する部品の内圧強さを概略示す数値上の呼称をいう。
備考1. 呼称は,参照又は表示を目的として,文字,PNと優先数字(附属書A参照)1個から構成する。
2. 特定の部品に使用される数値は,関連する部品又は配管系の仕様によって定める。例えば,PN16。
3. 数字は,必ずしも測定可能な数値を示すとは限らず,また,関連する部品又は配管系の規格によって特定されない場合は,計算を目的として使用するのが適切である。
4. PNに使用する数値は,製造又は使用される部品に適用される圧力の制限と必ずしも一致しなくてもよい(3.2及び3.3参照)。
3.2 最高許容圧力 (maximum allowable pressure) GRP管又は継手の23 ℃,50年間の使用において管又は継手が破壊しない,計算によって求めた,SI単位で示す最高内水圧。この圧力は,長期間静水圧試験の結果を外挿し,設計上の使用条件に対する安全率を考慮して決定する。
備考5. GRP管及び継手に関して,PNに使用する数値は,最高許容圧力から求める(附属書A参照)。
3.3 最高使用圧力 (maximum service pressure) 提示された使用条件下で使用される,管及び継手に許容される最高許容保持内圧。最高使用圧力は,実際の使用条件が,最高許容圧力の指定した条件より厳しいか厳しくないかの条件によって,最高許容圧力より高い場合も低い場合もあり得る。 使用圧力は,次の要因を考慮して定めなければならない。
a) 温度
b) 設計時の耐用年数
c) ウォータハンマ
d) 圧力の変化
e) 軸方向の曲げ
f) 外力による変形
g) 管又は継手内外部の化学物質による腐食
h) 内圧による軸方向の引張力(最高許容圧力の決定において設定ができないとき)
i) 安全に対する特別な配慮
3.4 圧力管及び継手 (pressure pipes and fittings) 附属書A表1に示された数値に等しい内圧を受ける管及び継手。
3.5 非圧力管及び継手 (non-pressure pipes and fittings) 配管系の頂部において,50 kPa以下の内圧で使用される管及び継手。
4. 配管の種類
4.1 埋設配管 輪荷重及び積載荷重を含み,また,水頭圧を含む可能性のある,土荷重によって外圧を受ける配管。
4.2 非埋設管 風圧力を考慮すべき場合を除き,支持部によって発生する外力以外の外圧を受けない配管。
4.3 水位下の配管 水頭による外圧を受ける配管。
5. 継手の種類
5.1 リジッド継手 角度変化を許容せず,水圧による軸方向の荷重に対して抵抗する継手。この種類の継手の例は,
a) フランジ継手(一体形及びルーズフランジを含む。)
b) 突合せ継手
c) 軟質接着剤を使用するリジッドソケット及びスピゴット継手(ダブルソケットによる設計を含む。)
d) 硬質接着剤を使用するリジッドソケット及びスピゴット(ダブルソケットによる設計を含む。)
e) ねじ継手
5.2 フレキシブル継手
構成部品間の相対的な動きが可能な継手。 備考6. フレキシブル継手は,設計に際して考慮される軸方向の荷重に耐えるものとする。

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