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JIS K0085:1998 pdfダウンロード

JIS 09-28
JIS K0085:1998 pdfダウンロード

JIS K0085:1998 pdfダウンロード。排ガス中の臭素化合物分析方法 Methods for determination of bromine compounds in flue gas
1 適用範囲
この規格は,排ガス中の無機臭素化合物を臭化物イオンとして分析し,臭化水素の濃度として算出する方法について規定する。この規格において,排ガスとは,燃焼,化学反応などに伴って煙道,煙突,ダクト(以下,これらをダクトという。)などに排出されるガスをいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0095 排ガス試料採取方法
JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0127 イオンクロマトグラフィー通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水 JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8032 アセトニトリル(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)
JIS K 8267 ぎ酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬) JIS K 8506 臭化カリウム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8863 ほう酸(試薬)
JIS K 8866 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬) JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8987 硫酸ナトリウム(試薬) JIS K 9009 りん酸二水素ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 9704 2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(試薬)
JIS K 9808 生化学試薬-2-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(ビス-トリス)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具 JIS Z 8808 排ガス中のダスト濃度の測定方法
3 一般事項
一般事項は,次による。
a) 化学分析に共通する一般事項は,JIS K 0050による。
b) 排ガス試料採取に共通する一般事項は,JIS K 0095による。
c) イオンクロマトグラフィーに共通する一般事項は,JIS K 0127による。
d) 吸光光度法に共通する一般事項は,JIS K 0115による。
e) 分析用に用いる水は,JIS K 0557の4.(種別及び質)に規定するA2若しくはA3のもの,又はこれと同等のものを用いる。
f) 試薬は,該当する日本工業規格がある場合には,その種類の最上級又は適切な品質のものを用いる。ただし,該当する日本工業規格がない場合には,分析に支障のない品質のものを用いる。
g) 標準液は,トレーサビリティが確保されたもの又はそれを一定濃度に薄めたもののほか,各試験項目で調製方法を規定するものを用いる。
h) 装置及び器具は,指定した機能を満足するものを用いる。
i) 臭素化合物の分析に用いた排ガス,排ガスの吸収液などを適切に処理する。
注記1 トレーサビリティが確保された試薬としては,国家計量標準(計量法第134条)に規定するJCSSマークを付けたものがある。
注記2 この規格に示すvol ppm及びmg/m3は,標準状態[273.15 K(0 °C),101.32 kPa]における体積分率及び質量濃度である。 注記3 イオンクロマトグラフィーとイオンクロマトグラフ法とは同じ意味である。
4 分析方法の種類及び概要
分析方法の種類及び概要は,表1による。

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