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JIS A1964:2005 pdfダウンロード

JIS 09-25
JIS A1964:2005 pdfダウンロード

JIS A1964:2005 pdfダウンロード。室内空気中の揮発性有機化合物( VOC) の 測定方法通則 Indoor air- Sampling strategy for volatile organic compounds (VOCs)
1. 適用範囲
この規格は, 揮発性有機化合物(以下, VOC という。 )による室内空気汚染の測定計画を作 成するための支援となることを目的として作られた。 備考 この規格の対応国際規格を, 次に示す。 なお, 対応の程度を表す記号は, ISO/IEC Guide 21 に基づき, IDT( 一致している), MOD ( 修正している), NEQ( 同等でない) とする。
ISO/CD 16000-5:2002, Indoor air- Part 5: Sampling strategy for volatile organic compounds (VOCs) (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成す る。
これらの引用規格のうちで, 発効年を付記してあるものは, 記載の年の版だけがこの規格の規定を構 成するものであって, その後の改正版・ 追補には適用しない。
JIS A 1960:2005 室内空気のサンプリ ング方法通則
備考 ISO/DIS 16000-1:2001,Indoor air- Part 1:General aspect of sampling strategy からの引用事項は, この規格の該当項目と同等である。
JIS A 1966:2005 室内空気中の揮発性有機化合物( VOC)
の吸着捕集/ 加熱脱離/ キャピラリ ーガス クロマトグラフ法によるサンプリ ング及び分析- ポンプサンプリ ング
備考 ISO 16017-1: 2000, Indoor, ambient and workplace air- Sampling and analysis of volatile organic compounds by sorbent tube/thermal desorption/capillary gas chromatography- Part 1:Pumped sampling からの引用事項は, この規格の該当項目と同等である。
3. 揮発性有機化合物( VOC)
の定義 室内環境には, 様々な揮発性有機化合物( VOC) が存在する。 こ れらの化合物は, 沸点によって, 気相状態, 浮遊粒子状物質や, たい( 堆)
積したほこり などで存在する。 世界保健機構( World Health Organization = WHO)の作業グループは, 表 1 のように, 沸点に基づいて VOC を分類した[1]。
この規格では, VVOC 及び SVOC, POM を除いたものとする。
4. 発生源と発生状況 室内空気中では, これまでに数百種類の VOC が検出されている。 発生源は様々だが, 特に重要なのは, 建築材料, 内装材料, 人間の活動( 例えば, 喫煙, 改修工事, 趣味に関連した活動) である。 状況によっては, 周辺空気( 外気) も重要である。
最近では, 製品開発が急速なため, 放散パターンが常に変わり 続けていることにも留意しなければならない。
測定方法を考えるとき, 発生源の放散特性は特に重要である。 室内空気中の VOC 濃度は, 部屋によって異なるが, 同じ室内でも, 特に時間とともに変動する。 次の種類の化合物は, 室内空気中で頻繁に検出される。
- アルカン類, シクロアルカン類
- 芳香族炭化水素類
- ハロゲン化炭化水素類
- テルペン類
- アルデヒド類
- ケトン類
- アルコール類, アルコキシアルコール類
- エステル類
このリ ストには, カルボン酸類, イソシアン酸塩類, アミン類などの多く の化合物グループが含まれていない。 その理由は, これらの化合物は室内空気中で発生するが, VOC 分析に通常適用される分析方法では, 検知できなかったり, 不十分な検知しかできないためである。

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