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JIS K6722:2004 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS K6722:2004 pdfダウンロード

JIS K6722:2004 pdfダウンロード。ポリ塩化ビニリデン試験方法 Testing methods for polyvinylidene chloride
1. 適用範囲
この規格は,塩化ビニリデンを質量分率で50 %以上含むポリ塩化ビニリデンの揮発分(水分を含む。)及び見掛け密度の試験方法について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 7365 プラスチック−規定漏斗から注ぐことができる材料の見掛け密度の求め方
3. 揮発分
3.1 原理 規定の寸法のひょう量皿に広げた試料を,110±2 ℃で一定質量になるまで加熱する。
3.2 装置 装置は次による。
a) 恒温槽 温度110±2 ℃に制御可能で,多少の自然換気のあるものが望ましい。
b) ひょう量皿 浅いもの。直径約80 mm,高さ約30 mmでガラス製,アルミニウム製又は望ましくはステンレス製で,ふたの付いたもの。
c) はかり 精度0.000 1 gのけたまでひょう量出来るもの。
d) デシケータ 適切な乾燥剤を入れたもの。
3.3 操作 ひょう量皿をふたとともに110±2 ℃の恒温槽の中で1時間加熱し,デシケータの中で室温まで放冷した後,0.000 5 gまで正確にその質量をひょう量する。これを風袋質量とする。 このひょう量皿の底部に試料約5gを入れ,均一に広げてふたをし,0.000 5 gまで正確にひょう量し,風袋質量を差し引いて試料の加熱前の質量 m0を求める。次に,試料を入れたひょう量皿を110±2 ℃の恒温槽内に置く。このときふたは取って恒温槽内に置き恒温槽の扉を閉める。1時間後,ひょう量皿及びふたを取り出し,デシケータ内に入れ室温まで放冷した後,0.000 5 gまで正確にひょう量する。一定の測定値が得られるまで,すなわち,連続する2回の測定結果の差が0.000 5 gを超えなくなるまで,30分間の加熱を繰り返す(ひょう量皿は,移動とひょう量との間,ふたをしておく。)。この操作で試料の加熱後の質量m1を求める。ただし,3時間後のひょう量と2時間半後のひょう量との差が0.000 5 gを超える場合は,3時間目の測定値から試料の加熱後の質量 m1を求める。測定は2回行う。
3.4に示す計算式によって揮発分を算出する。2回の測定によって算出した二つの質量百分率の差が,絶対値で0.10 %未満である場合には,これらを測定値とする。そうでない場合には,この条件を満たす2個の値が得られるまで更に測定を行う。ただし,得られた2個の値がそれぞれ0.30 %未満である場合には,それらの差の大小にかかわらず新たに測定をしない。

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