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JIS A5372:2010 pdfダウンロード

JIS 09-20
JIS A5372:2010 pdfダウンロード

JIS A5372:2010 pdfダウンロード。プレキャスト鉄筋コンクリート製品 Precast reinforced concrete products
1 適用範囲
この規格は,鉄筋コンクリート製のプレキャストコンクリート製品(以下,RC製品という。)について規定する。ただし,日本工業規格が別途定められている建築用コンクリート製品,及び視覚障害者誘導用コンクリート製品には,この規格は適用しない。 この規格は,鉄筋コンクリート構造とすることを意図しない施工上の安全確保などを目的として,鋼材などを用いている製品には,適用しない。 なお,技術的に重要な改正に関する新旧対照表を附属書Hに記載する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 1107 コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法
JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法
JIS A 5361 プレキャストコンクリート製品−種類,製品の呼び方及び表示の通則
JIS A 5362 プレキャストコンクリート製品−要求性能とその照査方法
JIS A 5363 プレキャストコンクリート製品−性能試験方法通則
JIS A 5364 プレキャストコンクリート製品−材料及び製造方法の通則
JIS A 5365 プレキャストコンクリート製品−検査方法通則
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203によるほか,次による。
3.1 I類 製品の性能が満足されることが,実績によって確認された仕様に基づいて製造されるRC製品で,附属書に推奨仕様が示されているもの。
3.2 II類
受渡当事者間の協議によって,性能及び仕様を定めて製造されるRC製品。
4 種類 RC製品の種類は,用途によって,表1のとおりとする。 なお,製品は,性能及び仕様の定め方によって,I類とII類とに区分する。
5 品質
5.1 外観
RC製品には,使用上有害な,きず,ひび割れ,欠け,反り,ねじれ(板状製品の場合)などがあってはならない。
5.2 性能
RC製品の種類に応じた性能は,表2の規定に適合しなければならない。ただし,性能の照査に性能試験を適用する場合には,9.2による。
6 形状,寸法及び寸法の許容差 RC製品の形状,寸法及び寸法の許容差は,表3による。
7 配筋及び配筋の許容差 RC製品の配筋及び配筋の許容差は,9.3によって,配筋の測定を行い,次のa)及びb)の規定に適合しなければならない。
a) 配筋 配筋(鉄筋のかぶりを含む。)は,表4による。ただし,受渡当事者間の協議に基づき,RC製品の性能(5.2の規定を含む。)を損なわない範囲で表4以外の配筋方法を採用しても差し支えない。また,製造業者は配筋設計図を製品ごとに作成し,購入者から要求があった場合には,その内容を提示しなければならない。
b) 配筋の許容差 配筋の許容差1)は,性能を満足する範囲内で,製品の種類ごとに製造業者が定める。
注1) 配筋設計図に示された,鉄筋位置と製品の鉄筋位置とのずれの限度値。 8 材料及び製造方法 RC製品に使用する材料及び製造方法は,JIS A 5364による。
9 試験方法
9.1 外観試験 外観試験は,目視によって行い,使用上有害な,きず,ひび割れ,欠け,反り,ねじれ(板状製品の場合)などの有無を調べる。
9.2 性能試験 性能の試験方法は,JIS A 5363及び表5による。

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