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JIS A9521:2011 pdfダウンロード

JIS 09-19
JIS A9521:2011 pdfダウンロード

JIS A9521:2011 pdfダウンロード。建築用断熱材 Thermal insulation materials for buildings
1 適用範囲
この規格は,住宅及び建築物において,主として常温で使用する断熱材(以下,断熱材という。)について規定する。ただし,冷凍倉庫など特殊な温湿度環境下で使用する保温材並びに住宅及び建築物の設備機器,配管などに使用する保温材には適用しない。
この規格は,発泡プラスチック断熱材にあっては,発泡剤としてフロン類1) を使用しない断熱材とする。 なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書Iに示す。
注1) フロン類とは,ハイドロフルオロカーボン(HFC),クロロフルオロカーボン(CFC)及びハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)を指し,HFO-1233 zd,HFO-1336 mzzに代表されるハイドロフルオロオレフィン(HFO)は該当しない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 1324 建築材料の透湿性測定方法
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部:保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部:熱流計法(HFM法)
JIS A 1420 建築用構成材の断熱性測定方法−校正熱箱法及び保護熱箱法
JIS A 1423 赤外線放射温度計による放射率の簡易測定方法 JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法−小形チャンバー法
JIS A 1902-1 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第1部:ボード類,壁紙及び床材
JIS A 1902-4 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第4部:断熱材
JIS A 2102-2 窓及びドアの熱性能−熱貫流率の計算−第2部:フレームの数値計算方法
JIS A 6111 透湿防水シート
JIS A 6930 住宅用プラスチック系防湿フィルム
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS K 7201-2 プラスチック−酸素指数による燃焼性の試験方法−第2部:室温における試験
JIS K 7220 硬質発泡プラスチック−圧縮特性の求め方
JIS K 7221-2 硬質発泡プラスチック−曲げ試験−第2部:曲げ特性の求め方
JIS K 7222 発泡プラスチック及びゴム−見掛け密度の求め方
JIS K 7225 硬質発泡プラスチック−水蒸気透過性の求め方
JIS P 3401 クラフト紙
JIS Z 0208 防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)
JIS Z 1514 ポリエチレン加工紙 JIS Z 1520 はり合せアルミニウムはく
JIS Z 1702 包装用ポリエチレンフィルム
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
3.1 断熱材 断熱の目的で使用される材料であり,23 ℃における熱伝導率が0.065 W/(m・K)以下のもの。
注記 JIS A 0202の定義を変更している。
3.2 基材 断熱材において,断熱性能を発揮するために不可欠な部分。繊維系断熱材では繊維状多孔材料部分,発泡プラスチック断熱材では発泡体部分などをいう。
3.3 外被材 人造鉱物繊維断熱材の防湿,放射,保護,施工性の向上などを目的として基材の外部を覆うもの。
注記 JIS A 0202の定義を変更している。
3.4 面材 発泡プラスチック断熱材の基材の表面又は裏面に一体化されたシート状又はフィルム状の材料。
3.5 成形面材 面材のうち,断熱材製造時に基材と一体となる基材成形上必要な面材。
3.6 スキン層 発泡プラスチック断熱材の発泡時に断熱材の表面に成形される基材の樹脂層。
3.7 発泡プラスチック異形断熱材 施工を容易にするなどの目的で,溝,凹凸などを設けて製造される発泡プラスチック断熱材(相じゃくり加工品及びさねはぎ加工品は除く。)。以下,異形断熱材という。
注記 異形断熱材には,板状の製品を切削加工して製造する製品,及び異形形状に成形された型内で発泡させた製品がある。施工時に突き合わせて厚さが均一となる,相じゃくり加工品及びさねはぎ加工品は,表4に示す板状のものに区分される。

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