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JIS C6960:2012 pdfダウンロード

JIS 09-18
JIS C6960:2012 pdfダウンロード

JIS C6960:2012 pdfダウンロード。ルーティング機器及びスイッチング機器の エネルギー消費効率の測定方法 Routing equipments and switching equipments Method for measuring the energy efficiency
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS X 0001,JIS X 0009及びJIS X 0026によるほか,次による。
3.1 機器などの定義
3.1.1 ルーティング機器,ルーター(router) ネットワーク上のデータを,開放型システム間相互接続(以下,OSIという。)の第3層を利用し,インターネットプロトコル(以下,IPという。)アドレスを参照し,IPアドレスヘッダ情報のタイムトゥライブ(以下,TTLという。)の減算動作を行い,異なるデータリンクへの中継を行うことを主な目的とする機器。
3.1.2 スイッチング機器,スイッチ(switch) ネットワーク上のデータを,OSI第2層を利用し,メディアアクセスコントロール(以下,MACという。)アドレスを参照して中継を行うことを主な目的とする機器。
3.1.3 小型ルーター(small-scale router) 実効伝送速度が200 Mbit/s以下のルーターでL3スイッチでない機器,又は無線LANインタフェース付ルーターでは実効伝送速度100 Mbit/s以下の機器。
なお,小型ルーターには,仮想専用線網(以下,VPNという。)機能なしとVPN機能ありとがある。
3.1.4 大型ルーター(large-scale router) 実効伝送速度が200 Mbit/sを超えるルーターでL3スイッチでない機器。 なお,大型ルーターには,ボックス型とシャーシ型とがある。
3.1.5 レイヤ3スイッチ,L3スイッチ(layer3 switch) OSIの第3層を利用してネットワーク上のデータの中継を行い,イーサネットのインタフェースだけが搭載可能な機器。 ただし,次のイーサネットフレームのいずれかを送受信し,かつ,データに含まれるOSI第3層の情報を利用してデータの中継を行う機能をもつ機器は小型ルーター又は大型ルーターに分類し,L3スイッチからは除外する。
a) 中継転送に利用するOSI第3層のパケットを含むデータを格納するOSI第2層(ただし,イーサネットは除く。)のフレームをペイロードとするイーサネットフレーム。例として,ポイントトゥポイントプロトコルオーバイーサネット(以下,PPPoEという。)などがある。
b) 中継転送に利用するOSI第3層のパケットを含むデータを格納するOSI第3層のパケットをペイロードとするイーサネットフレーム。例として,ポイントトゥポイントトンネリングプロトコル(以下,PPTPという。),レイヤ2トンネリングプロトコル(以下,L2TPという。),セキュリティアーキテクチャーフォーインターネットプロトコル(以下,IPsecという。)などがある。 なお,L3スイッチには,ボックス型とシャーシ型とがある。
注記 L3スイッチは,OSI第3層の情報を利用してデータの中継を行うため,ルーターに分類する。
3.1.6 レイヤ2スイッチ,L2スイッチ(layer2 switch) OSIの第2層を利用してネットワーク上のデータの中継を行い,通信インタフェースを3ポート以上もつスイッチ。 なお,L2スイッチには,ボックス型とシャーシ型とがある。
3.1.7 アクセスポイント(access point) 無線LAN方式によってネットワーク上のデータを中継する装置。
3.1.8 アクセスポイント制御スイッチ(access point control switch) アクセスポイントを制御する機能をもつスイッチ。
3.1.9 衛星インタフェース付ルーター(artificial satellite interface router) 人工衛星を介して通信する機能をもつルーター。
3.1.10 ケーブルモデム終端装置,CMTS(Cable Modem Termination System) ケーブルテレビ(以下,CATVという。)局側に設置する集合型のケーブルモデム終端装置で,使用者宅に設置するケーブルモデムと対になって動作するCATVインターネット用の装置。
3.1.11 侵入検査装置,IDS(Intrusion Detection System) パケットの全データをあらかじめ保持している攻撃パターンと比較し,合致する場合に通知を行う装置。
3.1.12 侵入防止装置,IPS(Intrusion Prevention System又はIntrusion Protection System) IDSと同等の検出機能に加え,自動的に通信を遮断する装置。
3.1.13 精密パケット検査装置,DPI(Deep Packet Inspection) OSIの第4層から第7層までの情報及び固有のパターン(シグネチャ)を基にアプリケーション及びプロトコルの判別を行い,ネットワークの可視化・ファイル共有ソフトなどの特定のトラフィック制御を行う装置。
3.1.14 セットトップボックス(set top box) 映像信号出力機能をもつルーター。
3.1.15 ダイヤルアップルーター(dial up router) 公衆回線を使って接続先の電話番号にダイヤルして,インターネット・コンピュータなどに接続する方式のルーター。

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