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JIS A1102:2014 pdfダウンロード

JIS 09-17
JIS A1102:2014 pdfダウンロード

JIS A1102:2014 pdfダウンロード。骨材のふるい分け試験方法 Method of test for sieve analysis of aggregates
1 適用範囲
この規格は,コンクリートに用いる構造用軽量骨材を含む骨材のふるい分け試験方法について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 6274:1982,Concrete−Sieve analysis of aggregates(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法 JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるい
注記 対応国際規格:ISO 3310-1,Test sieves−Technical requirements and testing−Part 1: Test sieves of metal wire cloth(MOD)
3 器具
3.1 はかり 細骨材用のはかりは目量0.1 g,粗骨材用のはかりは目量1 g又はこれより小さいものとする。 3.2 ふるい ふるいは,JIS Z 8801-1に規定する公称目開きが75 μm,150 μm,300 μm,600 μm及び1.18 mm,2.36 mm,4.75 mm,9.5 mm,16 mm,19 mm,26.5 mm,31.5 mm,37.5 mm,53 mm,63 mm,75 mm,106 mm1) の金属製網ふるいとする。他の寸法のふるいは,JIS Z 8801-1から選ぶ。
注1) これらのふるいは,それぞれ0.075 mm,0.15 mm,0.3 mm,0.6 mm及び1.2 mm,2.5 mm,5 mm,10 mm,15 mm,20 mm,25 mm,30 mm,40 mm,50 mm,60 mm,80 mm,100 mmふるいと呼ぶことができる。
3.3 蓋及び受皿
蓋及び受皿は,しっかりと締まるものを使用する。 3.4 乾燥機 乾燥機は,排気口のあるもので,105±5 ℃に保持できるものとする。
4 試料
4.1 試料の採取 試料は,試験しようとするロットを代表するように骨材を採取し,JIS A 1158によって,ほぼ所定量となるまで縮分する。 なお,粗骨材寸法が40 mmを超える場合は,他の合理的な方法で縮分する。
4.2 試料の乾燥 分取した試料を105±5 ℃で一定質量となるまで乾燥させる。乾燥後,試料は室温まで冷却させる。
4.3 試料の質量 試料の最小乾燥質量は,粗骨材の場合,使用する骨材の最大寸法(ミリメートル表示)の0.2倍をキログラム表示した量とする。細骨材の場合,1.2 mmふるいを95 %(質量比)以上通過するものについての最小乾燥質量を100 gとし,1.2 mmふるいに5 %(質量比)以上とどまるものについての最小乾燥質量を500 gとする。ただし,構造用軽量骨材では,上記の最小乾燥質量の1/2とする。
5 試験方法
試験方法は,次による。
a) 試料の質量を細骨材は0.1 g,粗骨材は1 gまで測定する。
b) 試料は,3.2に規定するふるいのうち,骨材のふるい分け試験の目的に合う組合せの網ふるいを用いて,ふるい目の粗いふるいから順番にふるい分ける。また,機械によってふるい分ける場合は,受皿の上にふるい目の細かいふるいから順番に積み重ね,最上部に試料を置き,必要に応じて蓋をしてふるい分ける。
c) ふるい分けは,手動又は機械によって,ふるいに上下動及び水平動を与えて試料を揺り動かし,試料が絶えずふるい面を均等に運動するようにし,1分間に各ふるいを通過するものが,全試料質量の0.1 %以下となるまで作業を行う。
d) 機械を用いてふるい分けた場合は,更に手でふるい分け,1分間の各ふるい通過量が上記の値より小となったことを確かめなければならない。 なお,機械ふるいを用いてふるい分けた場合に,ふるい分け中に粉砕される可能性があると判断される骨材は,機械を用いてふるい分けてはならない。
e) ふるい目に詰まった粒は,破砕しないように注意しながら押し戻し,ふるいにとどまった試料とみなす。どのような骨材でも,手で押して無理にふるいを通過させてはならない。ただし,大きめの粒子は,手で置くようにして向きを変えて個々の孔に当て,通過するものはふるいを通過する試料とみなす。
f) 5 mmより小さいふるいでは,ふるい作業が終わった時点で,各ふるいにとどまるものが次の値を超えてはならない。

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