Location: Home > JIS > JIS A1111:2015 pdfダウンロード

JIS A1111:2015 pdfダウンロード

JIS 09-14
JIS A1111:2015 pdfダウンロード

JIS A1111:2015 pdfダウンロード。細骨材の表面水率試験方法 Method of test for surface moisture in fine aggregate
1 適用範囲
この規格は,細骨材の表面水率の試験方法について規定する。この規格は,構造用軽量細骨材の表面水率試験にも適用できる。
注記 技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書Aに示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1109 細骨材の密度及び吸水率試験方法 JIS A 1134 構造用軽量細骨材の密度及び吸水率試験方法
3 試験用器具
3.1 はかり はかりは,ひょう量が試料の質量以上で,かつ,目量が試料質量の0.1 %以下のものとする。
3.2 容器 容器は,容量500〜1 000 mLで,次のいずれかとする。
a) 一定の容量を示すマークがあるガラス容器
b) 目盛があるガラス容器
c) ピクノメータ
d) 上面をすり合わせ仕上げしたガラス製容器
4 試料 試料は,代表的なものを400 g以上採取する。採取した試料は,できるだけ含水率の変化がないように注意して二分し,それぞれを1回の試験の試料とする。
なお,2回目の試験に用いる試料は,試験を行うまでの間に含水量が変化しないようにする。
注記 試料の乾燥を防止するには,試料を入れた容器を湿布などで覆うとよく,その際は湿布などが試料に接触しないようにする。
5 試験方法
試験は,次の質量法又は容積法のいずれかによる。 なお,試験の間は,容器及びその内容物の温度を15〜25 ℃の範囲内で,できるだけ一定に保つ。
a) 質量法 質量法は,次による。 なお,試験には,3.2の容器を用いる。
1) 試料の質量(1m)を0.1 gまではかる。
2) 水を入れた容器の質量(2m)を0.1 gまではかる。 はかり方は,次のいずれかによる。 − 一定の容量を示すマークがあるガラス容器又は目盛があるガラス容器を用いるときは,マーク又は所定の目盛まで水を入れて,そのときの質量をはかる。 − ピクノメータ又は上面をすり合わせ仕上げしたガラス製容器を用いるときは,容器にあふれるまで水を入れた後,空気を混入させないよう注意して蓋又は平らなガラス板で蓋をして,このときの質量をはかる。
3) 容器を空にし,試料を覆うのに十分な水を入れる。次に試料を入れ,試料と水とをゆり動かすか又はかき回して,空気を十分に追い出す。さらに,2) と同じようにしてマーク若しくは目盛まで,又は蓋若しくはガラス板を用いて容器を満たすまで水を入れ,容器,試料及び水の合計質量(3m)を0.1 gまではかる。
4) 試料で置き換えられた水の質量(m)は,次の式によって算出する。
5) 質量法による表面水率の試験は,同時に採取した試料について2回行う。
b) 容積法 容積法は,次による。 なお,試験には,3.2に示す容器のうち,一定の容量を示すマークがあるガラス容器又は目盛があるガラス容器を用いる。
1) 試料の質量(1m)を0.1 gまではかる。
2) 試料を覆うのに十分な水の量(1V)を0.5 mLまではかって容器に入れる。
3) 試料を容器に入れ,試料と水とをゆり動かす又はかき回して,空気を十分に追い出す。
4) 目盛がある容器を用いるときは,試料と水との容積の和(2V)の目盛を0.5 mLまで読む。マークがある容器を用いるときは,試料と水との容積の和(2V)は,入った量が分かるようにして水をマークまで満たし,この水の容積を容器の容量から差し引いて求める。
5) 試料で置き換えられた水の量(V)は,次の式によって算出する。

Download