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JIS K8870:2017 pdfダウンロード

JIS 09-11
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JIS K8870:2017 pdfダウンロード。ニンヒドリン(試薬) Ninhydrin
6 試験方法 6.1 一般事項 一般事項は,次による。
a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準液を,使用用途に合致することを確認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確認して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準液としては,計量標準供給制度[JCSS(Japan Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST),ドイツ連邦材料試験研究所(BAM)などが供給する標準液及びこれらへの計量計測トレーサビリティが確保された市販の認証標準液がある。
d) 滴定用溶液の調製及び標定は,JIS K 8001の附属書JA(試験用溶液類の調製方法及び滴定用溶液類の調製及び標定)による。市販品を用いる場合は,使用用途に合致することを確認する。
注記2 計量計測トレーサビリティが確保された滴定用溶液としては,ISO/IEC 17025に基づく認定試験所が認定の範囲で値付けした市販の滴定用溶液がある。
6.2 純度(C9H6O4) 純度(C9H6O4)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) エタノール(95)
JIS K 8102に規定するもの。
2) 塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液 JIS K 8201に規定する塩化ヒドロキシルアンモニウム25 gをはかりとり,水50 mLを加えて溶かし,JIS K 8102に規定するエタノール(95)を加えて300 mLにする。
3) 1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH:40.00 g/L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウムを用い,6.1 d)による。
b) 装置 主な装置は,次のとおりとする。
1) 水浴 沸騰水浴として使用することができ,蒸発皿,ビーカーなどを載せられるもの。
2) 電位差滴定装置 装置の構成は,JIS K 0113に規定するもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。 試料1 gを共通すり合わせ三角フラスコ200 mLに0.1 mgの桁まではかりとり,塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液60 mLを加えて溶かす。共通すり合わせ還流冷却器を付けて,水浴上で30分間加熱した後,放冷する。還流冷却器をエタノール(95)10 mLで洗い,液をビーカー200 mLなどに移す。共通すり合わせ三角フラスコをエタノール(95)15 mLで洗い,洗液を合わせる。1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液で,JIS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって滴定を行う。
または,JIS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって,指示電極にガラス電極,参照電極に銀−塩化銀電極を用いて,1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点は変曲点とする。 別に,同一条件で空試験を行って滴定量を補正する。
d) 計算 純度(C9H6O4)は,次の式によって算出する

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