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JIS C60063:2018 pdfダウンロード

JIS 09-07
JIS C60063:2018 pdfダウンロード

JIS C60063:2018 pdfダウンロード。抵抗器及びコンデンサの標準数列 Preferred number series for resistors and capacitors
1 適用範囲
この規格は,抵抗器の抵抗値及びコンデンサの静電容量値に対する推奨標準数列について規定する。 明確な数値分解能によるこのような数列の規定は,JIS C 5062に規定する静電容量値又は抵抗値によるコンデンサ及び抵抗器の表示及び記号化の基本的な要件となる。
注記1 この規格で規定する数列は,r10の累進的な比率に基づいている。ここで,r=3×2iにおいて,iは0〜6の範囲の整数である(例えば,1210)。
この累進的な比率の体系は,±5 %,±10 %及び±20 %,更には関連した商習慣での,許容差の標準化の結果として,この対応国際規格の第1版の1952年発行以前に確立されている。1010体系に基づくISO方式(R標準数)の採用では,達成できないと考えられていた。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60063:2015,Preferred number series for resistors and capacitors(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5062 抵抗器及びコンデンサの表示記号 注記 対応国際規格:IEC 60062,Marking codes for resistors and capacitors(MOD)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 E標準数列(E series) 10nごとに一定の数をもち,等比数列から得られ,丸められた数値の無限級数。
注記 E標準数列は,10nごとにもつ数値の個数“r(=3×2i)”によって,“Er”の形で示す。例えば,10nごとに24個の数値をもつ標準数列を“E24”という。
4 標準数列
4.1 有効数字2桁の標準数列 有効数字2桁のE24,E12,E6及びE3標準数列は,表1に規定するそれぞれの値の10n(nは正負の整数)倍の数値になる。
注記 E24標準数列における27〜47の範囲及び82の値は,厳密な数学的な規則から逸脱する。ただし,この対応国際規格の第1版が発行された1952年以前にこの標準数列は確立していたため,その歴史的背景を考慮すると,この逸脱の是正は適切ではない。
E12標準数列は,E24標準数列の一つおきの値であって,同様に,一つおきに値を採ってE12標準数列からE6標準数列になり,また,E6標準数列からE3標準数列になる。
4.2 有効数字3桁の標準数列 有効数字3桁のE192,E96及びE48標準数列は,表2に規定するそれぞれの値の10n(nは正負の整数)倍の数値になる。

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