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JIS B2809:2018 pdfダウンロード

JIS 09-07
JIS B2809:2018 pdfダウンロード

JIS B2809:2018 pdfダウンロード。ワイヤグリップ U-bolt wire rope grips
1 適用範囲
この規格は,ワイヤロープの締付けに用いる鍛造製ワイヤグリップ(以下,グリップという。)について規定する。 注記 鋳造製ワイヤグリップは適用範囲外であるが,参考として附属書A及び附属書Bに示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0148 巻上機−用語
JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ
JIS B 0415 鋼の熱間型鍛造品公差(ハンマ及びプレス加工)
JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト−並目ねじ及び細目ねじ
JIS B 1052-2 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第2部:強度区分を規定したナット−並目ねじ及び細目ねじ
JIS B 1181 六角ナット
JIS B 1256 平座金
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3525 ワイヤロープ
JIS H 0401 溶融亜鉛めっき試験方法
JIS H 8641 溶融亜鉛めっき
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0148による。
4 種類
グリップの種類は,ワイヤロープの公称径によって表1のとおり区分する。 種類を表す記号は,製造方法が鍛造であることを示す記号F及び表1で区分するロープの公称径に対応する数字によって示す。
5 性能
5.1 保持性能 保持性能は,10.1の試験を行ったとき,次の各項目に適合しなければならない。
a) 保持力で3分間保ったとき,2本のワイヤロープ間の滑り量は3 mm以下でなければならない。 b) 保持力を取り除いてグリップを取り外したとき,ワイヤロープの素線の切断及びグリップのねじ部その他の各部に割れ及び損傷があってはならない。
5.2 めっき性能 めっき性能は,10.2の試験を行ったとき,JIS H 8641の表2(付着量及び硫酸銅試験回数)に規定する硫酸銅試験回数を繰り返しても終止点に達してはならない。
6 構造,形状及び寸法
6.1 構造 グリップは,本体,Uボルト及び六角ナットで構成する。 六角ナットは,JIS B 1181の附属書JAに規定する1種の六角ナット又はJIS B 1181に規定する六角ナット−Cとする。1種の六角ナットを使用する場合は,面取りをしていない側が本体に接触するようにねじ込まなければならない。六角ナット−Cを使用する場合は,JIS B 1256に規定する平座金の小形又は並形を併用しなければならない。
6.2 形状 グリップの形状は,図1及び図2による。

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