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JIS X6256:2019 pdfダウンロード

JIS 09-05
JIS X6256:2019 pdfダウンロード

JIS X6256:2019 pdfダウンロード。情報交換及び保存用のデジタル記録媒体− 長期データ保存用光ディスク媒体の 寿命推定のための試験方法 Information technology-Digitally recorded media for information interchange and storage-Test method for the estimation of lifetime of optical disks for long-term data storage
1 適用範囲
この規格は,レコーダブル(追記形)光ディスク又は書換形光ディスクに保存した情報の,復元性に対する期待寿命を推定するための加速劣化試験方法について規定する。 この試験方法は,光ディスクに記録したデータの寿命が対数正規分布に従うという理論的な仮定に基づいている。
この試験の詳細は,DVD-R,DVD-RW,DVD-RAM,+R,+RW,CD-R及びCD-RW並びにBDレコーダブル及びBD書換形の各フォーマットに対して規定する。この試験は,適切な仕様を代用することによって,他の光ディスクに適用してもよい。また,将来の要求に応じて改正されることがある。 この規格は,次を含む。
− ストレス条件 基本的なストレス条件及び厳密なストレス条件。各条件下でのアイリング法を用いる試験及びアレニウス法を用いる試験がある。
− 光ディスク媒体に保存したデータの寿命に関わる環境保存条件 − 25 ℃及び相対湿度50 %の制御保存条件で,常時空気調整機器でよく制御された保存条件を代表している。この保存条件の寿命推定には,アイリング法が適用される。
− 30 ℃及び相対湿度80 %の過酷保存条件で,使用者が光ディスク媒体を取り扱う又は保管するのに最も過酷な保存条件を代表している。この保存条件の寿命推定には,アレニウス法が適用される。
− 評価システムの記載 − 試験標本の準備及びデータ取得の手順
− 特定の光ディスク媒体に保存した情報の寿命推定方法,及びその定義
− 保存した情報の寿命推定のための試験結果の解析
− 保存した情報の寿命を推定した報告書の書式 ここで規定する寿命推定方法では,温度及び相対湿度だけの劣化モデルを取り扱っている。これ以外の複合した故障メカニズムによる劣化モデルは取り扱わない。また,光照射,腐食ガス,汚れ,取扱い及び再生システムのばらつきに関しては試験しない。これらの追加的ストレス,又はこの試験法で規定する温度及び相対湿度よりも高いレベルにさらすと,光ディスクの使用寿命は短くなると考えられる。
注記1 ISO/IEC 16963:2017は,ISO/IEC Directive Part 2 7th editionの規定に従い,“This International Standard”の表記を“This document”の表記に改正された。ISO/IEC Directive Part 2 7th editionの改正に対応して,JIS Z 8301では“This document”に対応した表記が将来定められるものと思われるが,現段階では“This document”に相当する箇所は従来どおり“この規格”と記載した。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 16963:2017,Information technology−Digitally recorded media for information interchange and storage−Test method for the estimation of lifetime of optical disks for long-term data storage(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。

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