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JIS T8134
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JIS T8134:2018 pdfダウンロード。自転車用ヘルメット Protective helmets for bicycle users 1 適用範囲 この規格は,自転車に乗るときに着用し,乗員及び同乗する幼児を頭のけがから保護又は傷害の程度を軽減するための自転車用ヘルメット(以下,ヘルメットという。)について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS D 1050 自動車−衝撃試験における計測 JIS T 8133 乗車用ヘルメット 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 ヘルメット 頭部に装着し,衝撃エネルギーを吸収して頭部傷害の危険を減少することを目的とするもので,少なくとも帽体,衝撃吸収ライナ,保持装置及び着装体によって構成されるもの。 3.2 帽体 ヘルメットの外形を形作る部分。必ずしも強固な殻体でないものも含む。 3.3 衝撃吸収ライナ 帽体の内側に沿って取り付けられている,衝撃を吸収するための部材。 3.4 保持装置 あごひも,あごひもの取付部品,あごひもの長さ調節部品,あごひもの締結具などからなり,ヘルメットを頭の適切な位置に保持するための装置。 3.5 着装体 帽体内部に取り付けられている,衝撃吸収ライナ及び保持装置以外のもの。 3.6 チンカップ ヘルメット使用者のあごの形に合わせて成形したもの。 3.7 人頭の基礎平面 両側の外耳孔上縁及び眼か(窩)下縁を通る水平な平面。 3.8 人頭模型の基礎平面 人頭の基礎平面に相当する人頭模型の平面(図A.1参照)。 3.9 参照平面 人頭模型の基礎平面に平行で,この基礎平面から人頭模型の種類に応じて規定される,一定の距離をおいて平行する作図上の平面(図A.1参照)。 3.10 中央垂直軸 人頭模型の参照平面の前後・左右の中心を通る人頭模型の基礎平面に垂直な直線(図A.1参照)。 3.11 中央矢状面 人頭,人頭模型又は着用しようとするヘルメットの,中央垂直軸を通る左右に対称な垂直面。 3.12 着用位置指標 人頭模型にヘルメットを装着させる場合,ヘルメットの前縁部下端から参照平面までの垂直距離をいう。この距離は,製造業者が各モデルの各サイズ(内周長)について指定する(附属書A参照)。 3.13 同乗する幼児 自転車用の幼児座席に同乗する6歳未満の幼児。 3.14 試験範囲 衝撃試験範囲は,6歳未満の幼児(同乗するものを含む。)の使用の可否に応じて図1 a)及び図1 b)に示した範囲でなければならない。 4 性能 4.1 衝撃吸収性 衝撃吸収性は,前頭部,後頭部,側頭部及び頭頂部を保護するものとする。7.3によって試験を行ったとき,人頭模型の重心の衝撃加速度は2 940 m/s2以下であり,かつ,1 470 m/s2以上の衝撃加速度の継続時間が4 ms以下でなければならない。 4.2 保持装置の強さ 保持装置の強さは,7.4によって試験を行ったとき,最大伸びが35 mm以下であり,かつ,試験後に締結具の解除が容易でなければならない。09-10 JIS T8134
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