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JIS G0553
  • JIS G0553:2019 pdfダウンロード。鋼のマクロ組織試験方法 Steel-Macroscopic examination by etching 1 適用範囲 この規格は,鋼材1)の表面を,温間エッチング,常温エッチング又は電解エッチングによってマクロ組織を試験する方法について規定する。 この試験方法は,要求される目的を満たすことができるように,次のような条件を選択することによって,広範囲に適用される。 − 腐食液の種類,濃度及び温度 − エッチング装置 − 試験片表面の調製条件 注記1 マクロ組織試験では,細かい空隙及び ひび を観察してそれらを識別し,更にはそれらの性質を明らかにすることは,難しい。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 4969:2015,Steel−Etching method for macroscopic examination(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 注1) 鋼材には,鋼片を含む。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む) を適用する。 JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメータ 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。ただし,次の用語及び括弧内に示す表示記号は,組織の不均一性を表すもので,必ずしも欠点を意味するものではない。 なお,図1にキルド鋼鋼塊によって製造した鋼材のマクロ組織を例示する。また,図2に連続鋳造によって得られた鋼片から製造した鋼材のマクロ組織を例示する。 3.3及び3.6は,鋼塊から製造した鋼材に対してだけに適用し,3.16は連続鋳造によって得られた鋼片から製造した鋼材に対してだけ適用する。その他は,鋼塊及び連続鋳造によって得られた鋼片から製造した鋼材に対して適用する。
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