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JIS B8073:1986 pdfダウンロード

JIS 10-13
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JIS B8073:1986 pdfダウンロード。試験場所の標準状態 Standard Atmospheric Conditions for Testing
1. 適用範囲 この規格は,鉱工業における試験(試験のためのならしを含む。)を実施する場所の温度,湿度及び気圧に関する標準状態について規定する。ただし,特別の状態において試験する必要があるものの試験場所の状態は含まない。 対応国際規格: ISO 554-1976 Standard atmospheres for conditioning and/or testing−Specifications
IEC Publication 160-1963 Standard atmospheric conditions for test purposes
2. 標準状態
2.1 標準状態の温度 標準状態の温度は,試験の目的に応じて20℃,23℃又は25℃のいずれかとする。
2.2 標準状態の湿度 標準状態の湿度は,相対湿度50%又は65%のいずれかとする。
2.3 標準状態の気圧 標準状態の気圧は,86kPa以上106kPa以下とする。
2.4 標準状態 標準状態は,標準状態の気圧のもとで標準状態の温度及び標準状態の湿度の各一つを組み合わせた状態とする。
備考 目的によって標準状態の温度だけを指定してもよい。その状態を標準温度状態という。 参考1. ISO 554-1976によれば,試験のための標準状態を3種類定めている。そのうち推奨される標準状態は,温度23℃,相対湿度50%,気圧86kPa以上106kPa以下としている。
2. IEC Publication 160-1963によれば,測定を行う状態の推奨範囲を温度15〜35℃,相対湿度45〜75%,気圧860〜1060mbarと定め,また相互の比較のための基準となる標準状態を温度20℃,相対湿度65%,気圧1013mbarとしている。更に,ならし及び審査のための測定の標準状態を3種類定めている。 備考 1 013mbarは101.3kPaである。
3. 標準状態の許容差
3.1 標準状態の温度の許容差 標準状態の温度の許容差は,試験の目的に応じて表1のように級別する。 備考 表1は,標準温度状態にも適用する。
3.2 標準状態の湿度の許容差 標準状態の湿度の許容差は,試験の目的に応じて表2のように級別する。
3.3 標準状態の許容差 標準状態の許容差は,標準状態の温度の許容差及び標準状態の湿度の許容差の各一つを組み合わせたものとする。
4. 標準状態の表示 標準状態の表示は,標準状態の温度,湿度及び許容差による。許容差の表示を必要としない場合は,その表示を省略する。
例1: 標準状態の温度が23℃,その級別が温度1級,標準状態の湿度が50%,その級別が湿度5級の場合 23℃1級・50%5級,23±1℃・50±5%,又は23 (1) /50 (5) 例2: 上記の場合において,級別を省略した場合 23℃・50%又は23/50 例3: 標準状態の温度が常温 (5〜35℃),標準状態の湿度が常湿 (45〜85%) の場合(*) 20±15℃・65±20%,20 (15) /65 (20) 又は常温,常湿 注(*) 常温又は常湿のいずれか一方の場合も例3に準じる。
備考 標準温度状態の表示は,標準温度状態の温度及び許容差による。許容差の表示を必要としない場合は,その表示を省略する。 例1: 標準温度状態の温度が23℃,その級別が温度1級の場合 23℃1級又は23±1℃ 例2: 上記の場合において級別を省略した場合 23℃ 例3: 標準温度状態の温度が常温 (5〜35℃) の場合 20±15℃,20 (15),又は常温

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