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JIS S6052:1987 pdfダウンロード

JIS 10-13
JIS S6052:1987 pdfダウンロード

JIS S6052:1987 pdfダウンロード。ほうろう白板 Porcelain-enameled marker boards
1 適用範囲
この規格は,主に教育施設で使用し,壁面固定式の描画面がほうろう仕上げで,白板用マーキングペン(以下,マーカーという。)で描画するために用いる室内用のほうろう白板(以下,白板という。)について規定する。ただし,移動式ほうろうホワイトボードは除く。 なお,白板はほうろうホワイトボードともいう。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 28762:2010,Vitreous and porcelain enamels−Enamel coatings applied to steel for writing surfaces−Specification(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメータ JIS B 0651 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性
JIS B 1501 転がり軸受−鋼球 JIS G 3133 ほうろう用脱炭鋼板及び鋼帯 JIS G 3314 溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼帯 JIS R 4301 ほうろう製品の品質試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態 JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 ほうろう 温度500 ℃を超える溶融で金属に溶着された,実質的にガラス質の又は光沢のある無機質皮膜。ほうろうにはガラス質エナメル(vitreous enamel),磁器質エナメル(porcelain enamel)がある。 注記1 皮膜は,保護,機能及び/又は装飾を目的として塗布されることがある。
注記2 ほうろうは,乾燥又は水に懸濁している粉末状の無機質ガラスを金属面に塗布し,その後,熱融着させて作る。 溶融塗膜は,20 ℃〜100 ℃の範囲内において,150×10−7/℃〜450×10−7/℃の間の体膨張を示すが,実際の値は,基板の種類及び塗布領域によって変動する。
3.2 うわぐすり ほうろうの無機質皮膜・無機ガラス質の材料。うわぐすりは,ゆう(釉)薬ともいう。
3.3 裏桟式 裏桟及び裏桟枠で仕上げた構造のもの。
3.4 フラッシュ式 裏桟式に裏打ち用合板をはり合わせて仕上げた構造のもの。
3.5 フラッシュ式中芯材入り フラッシュ式白板の平滑性を増すため,又は白板本体の質量を軽減するために裏桟枠の間に中芯材を用いた構造のもの。
3.6 中芯材 段ボール原紙,クラフト紙質などの紙を接着剤で重積接着し,多数の連続した六角形,円形,不等辺多角形などの貫通孔をもつ紙加工品1),その他の材料で中芯材として用いる製品。
注1) 紙加工品の中芯材の名称は,一般にペーパーコアと呼ばれる。
3.7 前処理 白板用鋼板とうわぐすりとの付着性を高めるための素地ごしらえ。

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