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JIS T7306:1988 pdfダウンロード

JIS 10-12
JIS T7306:1988 pdfダウンロード

JIS T7306:1988 pdfダウンロード。検眼鏡 Ophthalmoscopes
1. 適用範囲
この規格は,主として眼底の正立又は倒立像を観察するために用いられる検眼鏡について規定する。
引用規格: JIS T 1001 医用電気機器の安全通則
JIS T 1002 医用電気機器の安全性試験方法通則
JIS T 1003 医用電気機器の電気的安全性試験方法
JIS Z 8120 光学用語
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS T 1001(医用電気機器の安全通則),JIS T 1003(医用電気機器の電気的安全性試験方法)及びJIS Z 8120(光学用語)の用語の意味によるほか,次のとおりとする。
(1) 回転レンズ盤 被検眼と検眼との屈折力の補正に用いられるレンズを環状に配したターレット状の盤。レンズの屈折力の単位の名称はディオプトリ,量記号はD,単位記号はm−1とする。
(2) 補助レンズ盤 回転レンズ盤と組み合わせて用いる補正用レンズ盤。レンズの屈折力の単位の名称はディオプトリ,量記号はD,単位記号はm−1とする。
(3) 倒像用レンズ 倒像検眼鏡で,観察用光束を集光させ被検眼どう(瞳)孔から光束を照射し,かつ,眼底像を結像させるのに用いられる凸レンズ。レンズの屈折力の単位の名称はディオプトリ,量記号はD,単位記号はm−1とする。
(4) 内部視標 眼底観察の目的に応じて,眼底に像を結像させるために照明系光路に入れる図形。
3. 種類 検眼鏡の種類は,次のとおりとする。
(1) 直像検眼鏡 眼底の正立像を観察するもの。
(2) 倒像検眼鏡 眼底の倒立像を観察するもの。
(a) 単眼倒像検眼鏡 倒立像を単眼によって観察するもの。
(b) 双眼倒像検眼鏡 倒立像を双眼によって観察するもの。
4. 性能
4.1 直像検眼鏡 直像検眼鏡の性能は,6.1の方法で試験を行ったとき次の項目を満足しなければならない。
(1) 補正レンズの屈折力 回転レンズ盤,補助レンズ盤の各々のレンズの屈折力は,各々のレンズに表示された屈折力に対して,6.1(1)の方法で実測した屈折力との誤差は±15%であること。
(2) 内部視標の結像位置 内臓されている内部視標の結像位置は,無限遠であること。ただし,結像位置を変化させることのできるものなどは除く。
(3) 視野と照野のずれ 照野は視野のほぼ中央にあること。
4.2 双眼倒像検眼鏡 双眼倒像検眼鏡の性能は,6.2の方法で試験を行ったとき次の項目を満足しなければならない。
(1) 観察系左右光軸のずれ 観察系左右光軸相互のずれは40’以内であること。
(2) 視野と照野のずれ 視野と照野のずれは,対物側出口から500mmの位置で±15mmであること。ただし,照野位置の移動できるものはその移動可能方向でのずれは除く。
4.3 電気的安全性 電気的安全性に関する事項は,JIS T 1001に規定された次の分類に適合することとする。
(1) 電撃に対する保護の形式による分類 クラスI機器以上又は内部電源機器とする。
(2) 電撃に対する保護の程度による分類 B形機器とし,漏れ電流及び絶縁は次のとおりとする。
(a) 漏れ電流JIS T 1001の6.2のうち次のとおりとする。

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