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JIS Z8209:1988 pdfダウンロード

JIS 10-12
JIS Z8209:1988 pdfダウンロード

JIS Z8209:1988 pdfダウンロード。化学プラント用配管図記号 Symbols for Piping Drawings of Chemical Plants
1. 適用範囲
この規格は,化学プラントの配管図の製図及びこれに用いる記号について規定する。
引用規格:
JIS Z 8114 製図用語
JIS Z 8204 計装用記号
JIS Z 8205 配管図示方法 2. 用語の意味 用語の意味は,JIS Z 8114(製図用語)によるほか,次による。
(1) かくれ管 配管図で機器・架台などに隠れる部分の配管。
(2) トレース配管 管内の液体の粘度増加又は凝固を防ぐため,蒸気・温水などの熱媒を用いて加熱される配管(被トレース管という。)と,その配管に抱かせた熱媒用の配管(トレース管という。)との総称。
(3) 重複管 平行する配管を含む面に沿って見た場合,手前の管以外は見えないか,又は見えにくい複数の配管。
3. 配管図の製図
3.1 投影法は,正投影又は等角投影とする。
備考 等角投影によって等角図を描くとき,管径と図面との大きさを勘案して,実長での図記号の表記が困難な場合には,各座標上での長さを必ずしも実長としなくてよい。
3.2 管その他の配管部品を表す配管図記号は,4.による。
備考1. 管を示す線の太さの使用区分を,図面中に明示する。
2. 管以外の既設及び増設予定の配管部品を表示する必要がある場合に用いる線の種類は,4.1の規定に準じる。 3. 1形及び2形の図記号は,管径と図面との尺度を勘案して使い分ける。ただし,同一配管系では,1形・2形の図記号を混用してはならない。
4. 中心線は,細い一点鎖線とするが,細い実線を用いてもよい。
3.3 配管図で用いる配管図記号以外の記号は,5.による。
4. 配管図記号
4.1 管
4.1.1 一般配管 一般配管の図記号は,表1による。
4.1.2 トレース配管 トレース配管であることを特に表す必要がある場合の図記号は,表2による。
4.1.3 二重管 二重管であることを特に表す必要がある場合の図記号は,表3による。
4.1.4 保温管・保冷管 一般に,4.1.1,4.1.2及び4.1.3に示す図記号を描き,保温・保冷は図示しない。ただし,断面を特に表す必要がある場合には,表4による。
なお,二重管に保温・保冷が施される場合で断面を特に表す必要がある場合,その断面表示には4.1.3の断面の図記号の外側に,保温・保冷を示す円を新設・既設・増設予定の管の種類別に従って,それぞれ細い実線・一点鎖線・二重鎖線で描いた三重の円を用いる。
4.1.5 配管接続基本形 1形使用の図面において配管接続方法のうち,突合せ溶接,差込み溶接及びねじ込みを表す図記号の基本形は,表5による。
また,ユニオン及びフランジによるその他の接続方法の図示は,それぞれ4.2 (8)及び4.3による。

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