Location: Home > JIS > JIS A1203:1990 pdfダウンロード

JIS A1203:1990 pdfダウンロード

JIS 10-10
JIS A1203:1990 pdfダウンロード

JIS A1203:1990 pdfダウンロード。土の含水比試験方法 Test method for water content of soils
1 適用範囲
この規格は,恒温乾燥炉を用いて土の含水比を求める試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 17892-1:2014,Geotechnical investigation and testing−Laboratory testing of soil−Part 1: Determination of water content(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0207 地盤工学用語
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0207による。
4 試験器具 試験器具は,次による。
注記 試験器具の校正及び点検は,附属書Aを参照。
a) 容器 容器は,繰り返して試験に使用しても試験中に質量の変化を生じない,耐熱性及び耐腐食性をもつもの。蓋付き容器を使用する場合の蓋は,湿潤土の質量を測定する直前の試料の乾燥及び乾燥土の空気中の水分を吸収するのを防ぐために用いる。
b) 恒温乾燥炉 恒温乾燥炉は,空気循環式で炉内の温度を(110±5)℃に保持できるもの。
c) はかり はかりは,表1に示す最小読取値まではかることができるもの。
d) デシケーター デシケーターは,JIS R 3503に規定するもの,又はこれと同等の機能をもつ容器で,シルカゲル,塩化カルシウムなどの吸湿剤を入れたもの。
5 試料
試料は,次による。 試験に必要とする試料1回当たりの量は,試料の最大粒径に応じて表2に示す質量を目安とする
6 試験方法 試験方法は,次による。
a) 容器の質量mc(g)をはかる。
b) 試料を容器に入れ,全質量ma(g)をはかる。
c) 試料を容器ごと恒温乾燥炉に入れ,(110±5)℃で一定の質量になるまで炉乾燥する。
なお,一定の質量とは,1時間乾燥させたときに,乾燥前後の質量変化が0.1 %未満であればよい。
d) 炉乾燥試料を容器ごとデシケーターに移すか蓋付き容器の蓋をし,おおむね室温になるまで冷ました後,全質量mb(g)をはかる。
e) 試験は,対象とする試料について最低1回行う。
7 計算 計算は,次による。 含水比は,次の式を用いて算出して,四捨五入によって,小数点以下1桁に丸める。

Download