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JIS K8132:1992 pdfダウンロード

JIS 10-08
JIS K8132:1992 pdfダウンロード

JIS K8132:1992 pdfダウンロード。塩化ストロンチウム六水和物(試薬) Strontium chloride hexahydrate
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる塩化ストロンチウム六水和物について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0127 イオンクロマトグラフィー通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水 JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8284 くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
JIS K 8454 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8586 スルファニル酸(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬) JIS K 8832 ブルシンn水和物(試薬)
3 種類 種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状 塩化ストロンチウム六水和物は,白い結晶又は結晶性粉末で,水に極めて溶けやすく,エタノール(99.5)にやや溶けやすい。
4.2 定性方法 定性方法は,次による。
a) 試料0.5 gに水20 mLを加えて溶かし,硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加えると白の沈殿が生じる。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,ガスバーナーの無色炎中1)に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。白金線の先端約5 mmを水で浸し,少量の試料を付着させたものをガスバーナ一の無色炎中に入れると赤が現れる。
注1) 炎色試験に用いるガスバーナーは,炎の長さ約120 mm,内炎の長さ約30 mm程度とする。白金線は,内炎の最上部から約10 mmの位置に水平に入れる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
6 試験方法
6.1 一般事項 一般事項は,次による。
a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準液を,使用用途に合致することを確認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確認して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準液としては,計量標準供給制度[JCSS(Japan Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST),ドイツ連邦材料試験研究所(BAM)などが供給する標準液及びこれらへの計量計測トレーサビリティが確保された市販の認証標準液がある。
d) 滴定用溶液の調製及び標定は,JIS K 8001の附属書JA(試験用溶液類の調製方法及び滴定用溶液類の調製及び標定)による。市販品を用いる場合は,使用用途に合致することを確認する。
注記2 計量計測トレーサビリティが確保された滴定用溶液としては,ISO/IEC 17025に基づく認定試験所が認定の範囲で値付けした市販の滴定用溶液がある。

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