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JIS K8125:1994 pdfダウンロード

JIS 10-07
JIS K8125:1994 pdfダウンロード

JIS K8125:1994 pdfダウンロード。塩化カルシウム(水分測定用)(試薬) Calcium chloride (for U-tube)
1. 適用範囲
この規格は,試薬として用いる塩化カルシウム(水分測定用)について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS K 8001 試薬試験方法通則
2. 共通事項
この規格に共通する事項は,JIS K 8001による。
3. 性質 塩化カルシウム(水分測定用)は,次の性質を示す。
(1) 性状 塩化カルシウム(水分測定用)は,白色〜ごくうすい褐色の約2〜5mmの粒塊で,潮解性がある。水に溶けやすく,エタノールにやや溶けやすい。
(2) 定性方法
(a) 試料0.1gに水20mlを加えて溶かす(A液)。A液5mlに硝酸銀溶液 (20g/l) 1mlを加えると,白い沈殿が生じる。
(b) A液5mlにしゅう酸アンモニウム溶液 (40g/l) 1mlを加えると,白い沈殿が生じる。
4. 品質 品質は,5.によって試験し,表1に適合しなければならない。
5. 試験方法 試験方法は,次のとおりとする。
(1) 純度 90.0%以上 試料0.5g(0.1mgのけたまではかる)+全量フラスコ500mlに入れる→水を標線まで加える→乾燥したろ紙(5種C)でろ過→初めの15mlを捨てる→ろ液25ml(正確にとる)+水酸化カリウム溶液 (100g/l) 12ml→0.01mol/l EDTA2Na溶液で滴定(指示薬:HSNN希釈粉末。終点は,液の色が赤から青に変わる点)。
0.01mol/l EDTA2Na溶液1mlは,0.001 109 8g CaCl2に相当する。
(2) 塩基[Ca (OH)2として] 0.5%以下 三角フラスコ100ml→窒素を約200ml/lの流量で約2分間通じる+二酸化炭素を含まない水50ml+ブロモチモールブルー溶液3滴→窒素を液面に通じながら(1)→中和[0.02mol/l水酸化ナトリウム溶液又は0.02mol/l塩酸を用いて中間色(2)まで]+試料1.0g+0.05mol/l塩酸 (a ml) (黄色になってから更に0.1mlを加える)→5分間煮沸→0.05mol/l水酸化ナトリウム溶液で中和(3)(滴定量b ml)… (a−b) は2.70ml以下。
4. 試験方法
4.1 試料採取方法 試料採取方法は,JIS K 2251による。
4.2 色 色 (ASTM) は,JIS K 2580に規定するASTM色試験方法による。
4.3 反応 反応は,JIS K 2252による。
4.4 引火点 引火点は,JIS K 2265に規定するクリーブランド開放式引火点試験方法による。
4.5 動粘度 動粘度は,JIS K 2283に規定する動粘度試験方法による。
4.6 粘度指数 粘度指数は,JIS K 2283に規定する粘度指数算出方法による。
4.7 流動点 流動点は,JIS K 2269に規定する流動点試験方法による。
4.8 残留炭素分 残留炭素分は,JIS K 2270による。
4.9 銅板腐食 銅板腐食は,JIS K 2513による。
4.10 酸化安定度 酸化安定度は,JIS K 2514に規定する内燃機関用潤滑油酸化安定度試験方法による。
4.11 熱安定度 熱安定度は,JIS K 2540による。
4.12 蒸気乳化度 蒸気乳化度は,JIS K 2520に規定する蒸気乳化度試験方法による。
4.13 全塩基価 全塩基価は,JIS K 2501に規定する全塩基価及び強塩基価試験方法の電位差滴定法(塩酸法)による。
4.14 硫酸灰分 硫酸灰分は,JIS K 2272に規定する硫酸灰分試験方法による。
4.15 低温見掛け粘度は,JIS K 2010に規定する低温見掛け粘度試験方法による。

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